Quartus® II ソフトウェアのバージョン 13.0 以前のバグにより、Stratix® V、Arria® V、または Cyclone® V トランシーバー・デバイスを使用する際に、NIOS® II をリコンフィグレーション・コントローラーのAvalon・メモリー・マップド・マスターとして使用すると、トランシーバー PMA の機能に問題が生じる場合があります。
リコンフィグレーション・コントローラー Avalon NIOS® II マスターまたはその他のAvalon・マスターを使用してメモリー・マップド・インターフェイスを介して、以下のトランシーバー PMA 機能にアクセスすると、トランシーバー PMA でエラーが発生する場合があります。
Stratix V GX/GT/GS、Arria V GZ | Arria V GX/GT/ST/SX | Cyclone V GX/GT/ST |
CDR リバース・シリアル・ループバックのプリおよびポスト | CDR リバース・シリアル・ループバックのプリおよびポスト | CDR リバース・シリアル・ループバックのプリおよびポスト |
- | Rx イコライゼーション | Rx イコライゼーション |
PMA エラーは 、reconfig_mgmt_address バスがreconfig_busy信号がインサーティブされた際に切り替えると、リコンフィグレーション ・ コントローラー内の破損によって発生します。このエラーは、FPGAを再プログラムすることで回復できます。
この問題を回避するには、reconfig_busy信号がインサーブされると、リコンフィグレーション・コントローラー reconfig_mgmt_address バスの切り替え防止ロジック を 挿入できます。
または、リコンフィグレーション・コントローラー Megawizard™生成されたフォルダーにある「alt_xreconf_uif.sv」ファイルを置き換えることができます。 このファイル デザインを再コンパイルしてください。
この問題は、インテル® Quartus® II ソフトウェアの今後のバージョンで修正される予定です。