クリティカルな問題
インテル® Quartus® Prime Edition ソフトウェア・バージョン 18.1 以降の問題により、フレーム長コンフィグレーション・レジスター「MAX_TX_SIZE_CONFIG」および「MAX_RX_SIZE_CONFIG」が 32k 値より大きい場合、25G イーサネット・インテル® FPGA IPコア MAC フレーム長内部カウンターがオーバーフローします。
オーバーサイズのフレームエラーは内部カウンターが既にオーバーフローしているため、ハードウェアで実際のエラーが発生することはありません。
この問題は、インテル® Quartus® Prime 開発ソフトウェア・プロ・エディション v20.3 以降で修正されています。
25G イーサネットインテル® FPGA IPコア MAC デザインの詳細は以下のとおり修正されています。
- MAX_TX_SIZE_CONFIGおよびMAX_RX_SIZE_CONFIG の 64k前方に等しいフレーム長を処理します。
- また、25G イーサネット・インテル® FPGA IP コアで 64K より大きいサイズのイーサネット・パケット・フレームを受信すると、MAC はオーバーフロー状態を検出し、内部フレーム長カウンターの増加を停止します。オーバーサイズのフレームエラーは、オーバーフローのシナリオを示すためにも発生します。