記事 ID: 000076877 コンテンツタイプ: トラブルシューティング 最終改訂日: 2021/08/27

フレーム長の設定が 32k より大きい場合、25G イーサネット・インテル® FPGA IPのオーバーサイズ・フレーム・エラーが主張されないのはなぜですか?

環境

    インテル® Quartus® Prime 開発ソフトウェア・プロ・エディション
    インテル® Quartus® Prime 開発ソフトウェア・スタンダード・エディション
    25G イーサネット・インテル® FPGA
BUILT IN - ARTICLE INTRO SECOND COMPONENT

クリティカルな問題

詳細

インテル® Quartus® Prime Edition ソフトウェア・バージョン 18.1 以降の問題により、フレーム長コンフィグレーション・レジスター「MAX_TX_SIZE_CONFIG」および「MAX_RX_SIZE_CONFIG」が 32k 値より大きい場合、25G イーサネット・インテル® FPGA IPコア MAC フレーム長内部カウンターがオーバーフローします。

オーバーサイズのフレームエラーは内部カウンターが既にオーバーフローしているため、ハードウェアで実際のエラーが発生することはありません。

解決方法

この問題は、インテル® Quartus® Prime 開発ソフトウェア・プロ・エディション v20.3 以降で修正されています。

25G イーサネットインテル® FPGA IPコア MAC デザインの詳細は以下のとおり修正されています。

  • MAX_TX_SIZE_CONFIGおよびMAX_RX_SIZE_CONFIG の 64k前方に等しいフレーム長を処理します。
  • また、25G イーサネット・インテル® FPGA IP コアで 64K より大きいサイズのイーサネット・パケット・フレームを受信すると、MAC はオーバーフロー状態を検出し、内部フレーム長カウンターの増加を停止します。オーバーサイズのフレームエラーは、オーバーフローのシナリオを示すためにも発生します。

関連製品

本記事の適用対象: 2 製品

インテル® Arria® 10 FPGA & SoC FPGA
インテル® Stratix® 10 FPGA & SoC FPGA

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