インテル® は、エラー検出と挿入機能をサポートするために、アプリケーション・ノートおよびユーザーガイドに .jam ファイルの例を提供しています。 JTAG チェーンはシングルデバイス用に作成されるため、マルチデバイス JTAG チェーンで使用する場合、手動で変更して、.jam ファイルのターゲットデバイス以外のデバイスの命令およびデータレジスター長の情報を追加する必要があります。
1. .jam ファイルの対象となるデバイス以外のすべてのデバイスの命令レジスターの長さを確認します。 インストラクション・レジスターの長さは、インテル FPGA および CPLD デバイスで 10、インテル SoC FPGA デバイスのハードウェア・プロセッサー・システム (HPS) で 4 です。 すべてのデバイスのデータレジスターの長さは 1 です。
2. .jam ファイルに「PROCEDURE EXECUTE」行の直後に次の説明を追加します。
JTAG チェーンのターゲットデバイスの後に他のデバイスが存在する場合は、次を追加します。
PREIR ;
PREDR ;
JTAG チェーンのターゲット・デバイスの前に他のデバイスが存在する場合は、次を追加します。
POSTIR ;
POSTDR ;
[例 1]
ダウンロード・ケーブル TDI = > ターゲット・デバイス = > その他のデバイス #1 (IR=10) = ダウンロード・ケーブル TDO >
*IR は、インストラクション・レジスターの長さを表します。
PREIR 10。
PREDR 1;
[例 2]
ダウンロードケーブル TDI => ターゲットデバイス => その他のデバイス #1(IR=10) =>その他のデバイス #2(IR=10) =>ダウンロードケーブル TDO
PREIR 20。
PREDR 2;
[例 3]
ダウンロード・ケーブル TDI = > その他のデバイス #1 (IR=10) = >対象デバイス = > ダウンロード・ケーブル TDO
POSTIR 10。
POSTDR 1;
[例 4]
ダウンロード・ケーブル TDI => その他のデバイス #1(IR=4) = >ターゲットデバイス = >その他のデバイス #2 (IR=10) = ダウンロード・ケーブル TDO >
POSTIR 4。
POSTDR 1;
PREIR 10。
PREDR 1;