はい。バージョン 11.0 の DDR3 SDRAM および DDR2 SDRAM UniPHY ベースのコントローラーの自動エラー訂正機能によるエラー訂正コード (ECC) に問題があります。メモリーに書き込まれるデータに 1 ビットのエラーが発生した場合、メモリー・コントローラーは、シングルビット・エラーを伴うデータをメモリーに書き込み、シングルビット・エラーで読み返し、ローカル側で修正し、ユーザーロジックが読み取ったデータが正しいことを確認します。ユーザーロジックまたはローカル側のデータを修正しますが、想定されているような修正されたデータはメモリーデバイスに書き戻しません。
問題は、パラメーター「CTL_ECC_RMW_ENABLED」がコントローラー・インスタンスに渡されないので、自動修正機能が有効にならないため、コントローラーが読み取り変更書き込みを実行しないためです。
回避策は次のとおりです-
- .v を開く
- [alt_mem_if_ddr3_controller_top] のインスタントに次の行を追加します。
- ".CTL_ECC_RMW_ENABLED (1)、"
これにより、自動修正機能が有効になります。
この問題は、Quartus® II ソフトウェアと IP の今後のバージョンで修正される予定です。