EXTEST は、IEEE 規格 1149.1 JTAG (Joint Test Action Group) 命令が必須です。デバイスの「外部」トレースをテストします。
以下の手順では、EXTEST テストの仕組みを簡単に説明します。
- バウンダリースキャン・レジスターは TDI と TDO の間に接続され、デバイスは「外部」テストモードに配置されます。
- バウンダリースキャン出力セル (ソース) は、テスト対象のトレース上で既知のロジックを高低の値で駆動します。
- このトレースに接続されているバウンダリースキャン入力セル (宛先) は、このトレースの値をキャプチャーします。
- 予想される値が一致する場合、トレースは正常です。検出されていない場合、トレースは開いているか短絡されているかのいずれかです。
EXTEST の高インピーダンス状態は、バスホールドと弱いプルアップ抵抗の機能によりオーバーライドされます。