記事 ID: 000075726 コンテンツタイプ: トラブルシューティング 最終改訂日: 2021/08/28

PLL リファレンス周波数が小数点値に設定されている場合、ALTMEMPHY でシミュレーションに失敗した理由

環境

BUILT IN - ARTICLE INTRO SECOND COMPONENT
詳細

PLL シミュレーションはサイクルごとに 64 ステップ構成され、ステッピングは 1ps の粒度に制限されます。一部の周波数設定では、pll ステップは 64 ステップに分割すると小数点を持ち、PLL ステップの持続時間は丸められます。altmemphy IP はフェーズを継続的に増加するため、シミュレーションで十分なエラーが発生してサイクルから完全に 180 度になるのに時間はかからずに済みます。

解決方法

この問題を回避するには、シミュレーションの対象値に最も近い PLL 基準クロック値を計算します。

例:

24.576MHz (40.690ns) の場合、PLL はサイクル当たり 64 ステップ構成されます。そのため、1 ステップ当たり 635.78ps かかります。   PLL シミュレーションは、1ps の粒度によるステッピングに限定されているため、1 ステップ当たり 636ps を使用します。altmemphy IP はフェーズを継続的に増加するため、シミュレーションで十分なエラーが発生してサイクルから完全に 180 度になるのに時間はかからずに済みます。

この周波数範囲でこのようなエラーを回避するには、24.606MHz の 64 倍の値を確認します (この値は 24.567MHz に近い値です)。

実際のアプリケーションでは、引き続き実際の参照周波数を維持できます。

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インテル® プログラマブル・デバイス

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