クリティカルな問題
PCI Express* リンク・インスペクターの インテル® Stratix® 10 ハード IP の問題により、タイムスタンプの値が実際の時間より大きくなっています。
例えば、PCI Express* coreclkout で インテル® Stratix® 10 ハード IP を 125MHz で使用すると、タイムスタンプの値は推定値の約 20% (実際の 10ms と比較して 12ms) を超えて表示されます。
これは、ユーザー定義の 125MHz または 250MHz のコアクロック と、常に Link Inspector で使用される 100MHz クロックとの間に差異があるためです。
この問題を回避するには、以下のようにタイムスタンプ値に乗算係数を適用します。
125MHz コアクロックアウトを使用する場合、タイムスタンプの値に 0.8 (100MHz / 125MHz) の乗算係数を掛けます。
250MHz コアクロックアウトを使用する場合、タイムスタンプの値に 0.4 (100MHz / 250MHz) の乗算係数を乗算します。
この問題は、インテル® Quartus® Prime 開発ソフトウェア・プロ・エディションの今後のリリースで修正される予定です。