記事 ID: 000075394 コンテンツタイプ: トラブルシューティング 最終改訂日: 2021/08/27

Low Latency Ethernet 10G MAC の動的に生成されたマルチレートのサンプルデザインが、Stratix 10 デバイスのコンパイルに失敗するのはなぜですか?

環境

  • インテル® Quartus® Prime 開発ソフトウェア・プロ・エディション
  • 低レイテンシー・イーサネット 10G MAC インテル® FPGA IP
  • BUILT IN - ARTICLE INTRO SECOND COMPONENT

    クリティカルな問題

    詳細

    インテル® Quartus® Prime* バージョン 17.1 の問題により、「アナログ電圧」設定を低レイテンシー・イーサネット 10G MAC サンプルデザイン GUI で1_1Vに変更すると、Low Latency Ethernet 10G MAC の動的に生成されたマルチレートサンプルデザインのコンパイルに失敗します。

    影響を受けるマルチレートのデザイン例は次のとおりです。

    1. 10G USXGMII イーサネットのデザイン例 (インテル® Stratix® 10)
    2. 10M/100M/1G/2.5G/10G イーサネットのデザイン例 (Stratix 10)
    3. 1588 サンプルデザインを備えた 1G/2.5G イーサネット (Stratix 10)
    4. 1588 サンプルデザインを備えた 1G/2.5G/10G イーサネット (Stratix 10)
    解決方法

    この問題を回避するには、生成されたマルチレートのサンプルデザイン・プロジェクトから次の IP の IP パラメーター・エディターを起動し、「トランシーバーのVCCR_GXBとVCCT_GXBサポート電圧」の設定を手動で1_1Vに変更します。

    1. Stratix 10 L タイル / H タイル・トランシーバー fPLL (\rtl\pll_fpll にある .ip ファイルを開き、設定を変更します)
    2. Stratix 10 L タイル / H タイル・トランシーバー ATX PLL (\rtl\pll_atxpllにある .ip ファイルを開き、設定を変更します)
    3. 1G/2.5G/5G/10G マルチレート・イーサネット PHY (\rtl\phy にある .ip ファイルを開き、設定を変更します)

    この問題はインテル® Quartus® Prime 開発ソフトウェア・バージョン 17.1.1 で修正されています。

    関連製品

    本記事の適用対象: 1 製品

    インテル® Stratix® 10 FPGA & SoC FPGA

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