VCCBAT は、デザイン・セキュリティー機能の揮発性キー・ストレージ専用電源です。
VCCBAT を使用してデバイスを対象にデザインをコンパイルすると、Quartus® II ソフトウェアは、デザイン用に生成されたコンパイルレポートおよびピンアウト (.pin) ファイルに VCCBAT の特定の電圧を表示します。
例えば、Stratix® V デバイスをターゲットにしたデザインをコンパイルすると、Quartus® II ソフトウェアは、コンパイルレポートおよび .pin ファイルに VCCBAT 用に 3.0V を表示します。これは VCCBAT に対応する複数電圧のうちの 1 つにすぎません。
揮発性キーを使用しない場合 (不揮発性キーを使用しているか、デザイン・セキュリティー機能を使用していない場合) でも、一部のデバイスファミリーでは VCCBAT を規定の電圧に接続する必要があります。
問題は、Quartus® II ソフトウェア・バージョン 14.0 で VCCBAT が修正された値が 1 つだけであるという点です。ユーザーが法的範囲内から選択できる複数のオプションがあります。