Altera®開発キットの電源を入れた後で、MAX_ERROR LED が赤く点灯する場合があります。 これはボードの障害ではありません。 多くのAltera開発キットには、パラレル・フラッシュ・ローダー (PFL) IP を使用したファスト・パッシブ・パラレル (FPP) コンフィグレーション用のデザインを備えたMAX® II またはMAX V CPLD が搭載されています。 コンフィグレーション・スキームが FPP に設定されている場合、PFL は PFL に接続されているフラッシュメモリー・デバイスからプログラミング・ファイルを読み取って、FPGAの設定を試みます。 フラッシュメモリー・デバイスがFPGA構成に適したプログラミング・ファイルでプログラムされていない場合、CPLD のデザインはコンフィグレーション・エラーを検出し、MAX_ERROR LED をオンにします。
開発キットが新品であっても、フラッシュメモリー・デバイスにプログラミング・ファイルがプリプログラムされていない場合があります。
FPP 設定を使用しない場合は、MAX_ERROR LED を無視できます。 FPP コンフィグレーションを使用する場合、FPP 設定に適したプログラミング・ファイルを使用してフラッシュメモリー・デバイスをプログラミングします。 FPP 設定でFPGAを正常に設定すると、MAX_ERROR は実行されません。
各開発キットのユーザーガイドに従って、工場出荷時の元の内容を復元したり、プログラミング・ファイルをフラッシュメモリー・デバイスにプログラミングすることができます。 PFL またはその他の方法を使用して、任意のプログラミング・ファイルをフラッシュメモリー・デバイスにプログラミングすることもできます。