インテル® MAX® 10 デバイスでは、[ CONFIG_SEL の有効化] ピンオプションが有効になっていない場合、 CONFIG_SEL ピンを通常の I/O ピンとして使用できます。
コンパクトな機能 (機能オプション SC および DC) を備えた インテル® MAX® 10 デバイスでは、これらのデバイスがデュアル・コンフィグレーション・イメージ・モードをサポートしていないため、CONFIG_SELピンの有効化オプションがデバイスおよびピンオプションから削除されています。
ただし、このオプションを削除しても、インテル® Quartus® Prime ソフトウェアでは CONFIG_SEL ピンの有効化 オプションがデフォルトで設定されています。また、 CONFIG_SEL ピンに I/O を割り当てると、コンパイル中に次のエラーメッセージが表示されます。
エラー (176310): ピン位置に複数のピンを配置できません (IOPAD_X_Y_N)
これを回避するには、Quartus 設定ファイル (.qsf) に以下の割り当てを追加します。
set_global_assignment -name ENABLE_BOOT_SEL_PIN OFF
この問題は、インテル® Quartus® Prime 開発ソフトウェア・スタンダード・エディションのバージョン 22.1 で修正されています。