現在のインテル® Arria®10 Early Power Estimator バージョン 19.3 の [ロジック] タブでは、CSV ファイルをインポートしない場合、[高速タイル使用] 設定のドロップダウン・メニューに 3 つの選択肢しかありません。
- 一般的なデザイン
- 一般的なハイパフォーマンス・デザイン
- アシフィカル・ハイパフォーマンス・デザイン
ユーザー定義値は、この 3 つのオプションに入力できません。CSV ファイルが利用可能になる前の設計段階では、ドロップダウン・メニューにカスタム値を入力できる [インポート] オプションを追加する必要があります。
インテル® Arria®10 EPE でこの問題を回避するには、以下の手順に従ってください。
1. 新しい EPE ファイルをダウンロードした後、最初にメインタブで CSV をエクスポートします。
2. このエクスポートされた CSV をノートエディターで開きます。Excel では CSV ファイルを開けませんので、注意してください。メモエディターで修正して保存する必要があります。Excel* で CSV ファイルを開いて保存すると、手順 5 でエラーが報告されます。
3. 以下のように設定を変更します。
デフォルト設定:
ブロック、logic_high_speed_tile_usage_group、HSズラピネージ、標準デザイン、HSLABsImported、-1、HSMLABsImported、-1
更新された設定例 (太字のテキストは特定のデザインに合わせて調整する必要があり、太字は LAB / MLAB の絶対カウントです):
ブロック、logic_high_speed_tile_usage_group、HS ズリアージ、インポート、HSLABsインポート、1062、HSMLABsImported、287
4. txt ファイルを保存し、すでに EPE に改訂されている CSV をインポートします。
5. [ロジックの高速タイルの使用] タブのドロップダウン・メニューに、対応する 1062/287 ラボの使用オプションがインポートされます。