インテル® Stratix® 10 Mailbox Client IP は、次のシナリオで機能を停止またはハングアップすることがあります。
1. 書き込み FIFO レジスターが空の状態で書き込みコマンドを実行する
2. 書き込み FIFO レジスターがオーバーフローしている間に書き込みコマンドを実行しようとしています。
3. チップセレクトを設定する前に、書き込みを送信しようとしています。
Prime 開発ソフトウェア・プロ・エディション・バージョン 19.1 以降インテル® Quartus®使用している場合、この状態から回復するには、インテル® Stratix® 10 デバイスの電源サイクルが必要です。
Prime 開発ソフトウェア・プロ・エディション・バージョン 19.2 以降インテル® Quartus®使用している場合、インテル® Stratix® 10 シリアル・フラッシュ・メールボックス・クライアント IP をリセットすることで、シナリオ 1 および 2 を復元できます。シナリオ 3 では、デバイスが ASx4 以外のコンフィグレーション・スキームで構成されている場合、エラーメッセージが表示されます。ただし、デバイスが ASx4 コンフィグレーション・スキームで設定されている場合、QSPI_SET_CSコマンドはオプションです。