インテル® Stratix® 10 デバイスの各ピンの RLC 寄生値は、インテル®デバイス用 IBIS モデルからダウンロードできる stratix10 rlc.xls ファイルには含まれていません。
まずターゲットデバイスに基づいて IBIS モデルを生成し、モデルを生成する際に RLC オプションを有効にする必要があります。
ターゲットデバイスとピンの割り当てに基づいて、インテル Quartus Prime® Edition ソフトウェアを使用して IBIS モデルファイルを生成し、以下の手順に従って RLC 値を取得できます。
[Settings--> EDA Tool Settings- > ボードレベル・シグナル・インテグリティー解析 - >形式: IBIS] にアクセスしてモデル・セレクターを有効化し、モデル・セレクターを拡張します。
次に、これらの設定を適用した後でデザインを再コンパイルします。
プロジェクトで使用されている各ピンの RLC 値は、以下の例のように生成された *.ibs ファイルに含まれます。RLC 値は右側の列に表示されます。
[ピン] signal_name model_name R_pin L_pin C_pin
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AA1 tx_datak(2)~パッド 18_rtin_lv 1075.3m 6.327nH 2.200pF
AA2 tx_parallel_data(2)~pad 18_rtin_lv 976.1m 5.828nH 2.147pF
AA4 tx_parallel_data(15)~パッド 18_rtin_lv 831.8m 4.855nH 1.948pF
AA5 VCCIO3A 電源
AA8 tx_parallel_data(20)~パッド 18_rtin_lv 969.1m 5.378nH 2.470pF
AA9 tx_datak(1)~pad 18_rtin_lv 993.4m 5.810nH 2.499pF
AB1 tx_parallel_data(24)~pad 18_rtin_lv 1074.7m 6.252nH 2.237pF