シミュレーション・モードでインテル® Software Guard Extensions (インテル® SGX) アプリケーションを実行する際のパフォーマンス・オーバーヘッドは大きいですか。
コンテンツタイプ: メンテナンス & パフォーマンス | 記事 ID: 000088623 | 最終改訂日: 2024/07/31
シミュレーション・モードは、インテル SGXアプリケーションの性能テストには適していません。シミュレーション・モードでは、インテル SGXハードウェア命令がソフトウェアでシミュレートされるため、ハードウェアでネイティブに実行するよりも低速です。シミュレーション・モードでは、以下のシミュレーション・バージョンも使用されます。
インテル SGXパフォーマンスのオーバーヘッドをテストするには、インテル SGXをサポートするプラットフォームを使用し、コンパイラの最適化を使用するプレリリース モードでアプリケーションをコンパイルしますが、エンクレーブはエンクレーブ デバッグ モードで起動されます。
シミュレーションモードによるパフォーマンスのオーバーヘッドが大きいかどうかは、ユースケースのオーバーヘッドの許容範囲によって異なります。
コンパイル・プロファイルの詳細については、ご使用の OS の インテル SGX 開発者リファレンス・ガイドの「 エンクレーブ・プロジェクト構成 」セクションを参照してください。
Linux* 用インテル SGX開発者用リファレンスは、インテル® Software Guard Extensions SDK for Linux* の最新リリースの ドキュメント フォルダーにあります。
Windows* 用インテル SGX 開発者用リファレンスは、 Windows* 用 インテル SGX SDK インストールパッケージとともに配布されます。