ローミング保護およびメモリーボリュームインテル® Optane™完全性の保護方法
コンテンツタイプ: トラブルシューティング | 記事 ID: 000087647 | 最終改訂日: 2025/03/19
ローミング保護とは、 ソリッドステート・ストレージ対応インテル® Optane™メモリー H20/H10 などのハイブリッド・ドライブを、そのようなハードウェアのプラットフォーム要件を満たしていないシステムに移動した場合に、ボリュームの整合性を保護するように設計されたメカニズムです。
これらのドライブには、1 つの M.2 フォームファクターに インテル® Optane™ メモリードライブとインテル® QLC 3D NAND ドライブが含まれ、インテル® ラピッド・ストレージ・テクノロジー (インテル® RST) ソフトウェアを使用して 1 つの論理ボリュームにペアになっています。
このソフトウェアは、メタデータを使用して 2 台のドライブのペアリングを制御し、ドライブの最後の 2 つの論理ブロックアドレス (LBA) に配置されます。この場所は、GUID パーティションテーブル (GPT) バックアップ構造のデフォルトの場所と競合するため、ドライブが OS を起動できない状態になる可能性があります。
ローミング保護は、Windows* インテル® RST ドライバーバージョン 18.2 + PreOS ドライバーバージョン 17.2 以降がインストールされているプラットフォームで インテル® Optane™ ボリュームを有効にした後、再起動時に適用されます。この保護は、次のシナリオで提供されます。
これらのユーザー シナリオのいずれかが発生した場合、ユーザーは次の動作に遭遇します。
ドライブへのアクセスを回復するには、ハイブリッド・ドライブによる適切な構成/互換性にシステム戻す必要があります。