アダプティブ・テッセレーションは、メッシュ生成技術により、レンダリング・コストを抑えてゲームのビジュアル品質を高く維持するために使用されるもので、グラフィックス・コントロール・パネルでサポートされている機能です。インテルは最近、グラフィックス・コントロール・パネル・ソフトウェアに、アダプティブ・テッセレーション機能の切り替え時に機能の設定が正しく有効になっていないバグを発見しました。このバグが影響を受けるのは、 第 10 世代インテル® Core™ プロセッサー・ベース (「Ice Lake」) システムで、インテル Graphics Control Panel または インテル グラフィックス・コマンド・センター (IGCC) がシステムにインストールされている場合のみです。
インテルは、このバグを修正する IGCC のソフトウェア・アップデートを発行しました。これにより、アダプティブ・テッセレーション機能をアングルしたときにアダプティブ・テッセレーション機能が正しく無効になります。この更新されたバージョンは現在Windowsストアで公開されており、ユーザーは ここからダウンロードできます。
現在 インテル Graphics Control Panel をインストールしているエンド ユーザの場合は、以前のバージョンの インテル Graphics Control Panel を アンインストール し、新しいバージョンの IGCC をインストールする必要があります。現在 インテル グラフィックス・コマンド・センター (IGCC) をインストールしているエンドユーザーには、新しいバージョンに更新することをお勧めします。アンインストール/再インストールは必要ありません。
このバグは、第 10 世代 インテル Core プロセッサー・ベース ("Ice Lake") システムでプレイ可能な最も人気のあるゲームの実環境のパフォーマンスに影響を与えるとは予想されておらず、テストにおいて測定可能な影響は見つかりませんでした。
ただし、アダプティブ・テッセレーションを有効にすると、 3DMark11、および 3DMark の「スカイダイバー」および「Fire Strike」テストではフレーム/秒の出力が高くなります。この機能を無効にすると、結果は -5% から -7% 低下します。
このトピックに関してさらにサポートが必要な場合は 、インテル Customer Supportにお問い合わせください。