インテル Graphics Control Panelまたはインテル グラフィックス・コマンド・センターを実行する第 10 世代インテル® Core™ プロセッサー搭載の「Ice Lake」システムに必要な更新

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2022/10/06

アダプティブテッセレーションは、メッシュ生成手法によりゲームの高い画質を低いレンダリング・コストで維持するために使用され、グラフィックス・コントロール・パネルでサポートされている機能です。インテルは最近、グラフィックス・コントロール・パネル・ソフトウェアで、この機能が不正にアクセスされた際に適応テッセレーション機能設定が誤って有効になっているバグを発見しました。このバグは 、第 10 世代インテル® Core™ プロセッサー・ベース (「Ice Lake」) システムにのみ影響を及ぼします。これは、インテル Graphics Control Panelまたはインテル グラフィックス・コマンド・センター (IGCC) がシステムにインストールされている場合のみです。

インテルは、IGCC のソフトウェア・アップデートを発行してこのバグを修正しました。この機能が問題が発生したときにアダプティブ・テッセレーション機能が正しく無効化されていることを確認しています。この更新版は Windows Store で公開され、ユーザーはこちら から ダウンロード できます。

現在、インテル Graphics Control Panelがインストールされているエンドユーザーは、以前のバージョンのインテル Graphics Control Panelを アンインストール し、新しいバージョンの IGCC をインストールする必要があります。現在、インテル グラフィックス・コマンド・センター (IGCC) がインストールされているエンドユーザーの場合、インテルは新しいバージョンに更新することを推奨します。アンインストール / 再インストールは必要ありません。

このバグは、第 10 世代インテル Core プロセッサー搭載 (「Ice Lake」) システムでプレイ可能な最も人気のあるゲームの実環境のパフォーマンスに影響を与えるとは限りません。またテストで測定可能な影響は見つかりませんでした。

しかし、アダプティブテッセレーションを有効にすると、 3DMark11 および 3DMark の「Sky Diver」および「Fire Strike」テストで 1 秒当たりのフレーム数が多くなります。この機能を無効にすると、-5% から -7% の影響を受けます。

このトピックについてさらにサポートが必要な場合は、インテル・カスタマー・サポート にお問い合わせください。