パーシステント・メモリーを使用したメモリーモードではインテル® Optane™DRAM キャッシングはどのように機能しますか?
コンテンツタイプ: 製品情報 & ドキュメント | 記事 ID: 000055901 | 最終改訂日: 2025/03/03
メモリモードでは、DRAM は最も頻繁にアクセスされるデータのキャッシュとして機能し、インテル® Optane™ パーシステント・メモリー (PMem) は大容量のメモリーを提供します。
キャッシュ管理操作は、インテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサーの統合メモリー・コントローラーが行います。
メモリからデータが要求されると、メモリコントローラは最初にDRAMキャッシュをチェックし、データが存在する場合、応答待ち時間はDRAMと同じです。データが DRAM キャッシュにない場合は、少し長いレイテンシーで インテル® Optane™ PMem から読み込まれます。
データ取得パターンがメモリー・コントローラーが予測できるよりも一貫性があるアプリケーションでは、キャッシュ・ヒット率が高くなり、パフォーマンスは全 DRAM 構成に近いものになります。一方、広いアドレス範囲でランダム性の高いデータアクセスを使用するワークロードでは、DRAM 単独と比べてパフォーマンスに多少の差が見られることがあります。
また、 データはメモリモードでは揮発性です。停電が発生した場合は保存されません。
永続化は、 App Direct と呼ばれる 2 番目のモードで有効になります。