ほとんどの インテル® RAID コントローラは、 シャーシ内の最高温度 55°C で動作し、 最小エアフロー要件 は 200 リニアフィート/分(LFM)です。これにより、内蔵の RAID-on-Chip (ROC) IC は 105°C 未満で動作します。
インテル RAID Controllerの詳細な動作限界(熱および大気)については、 ハードウェアユーザーガイド を参照してください。
何らかの理由で、インテル RAID Controllerが過熱している場合:
- インテル RAID Controllerのイベント ログに次の (または同様の) 警告メッセージが表示される場合があります。
- 警告:コントローラの温度しきい値を超えました。これは、システムの冷却が不十分であることを示している可能性があります。低パフォーマンス・モードへの切り替え
- ROCが摂氏110度に達すると、ROC温度が摂氏105度を下回るまでコントローラーがスロットルします。
- ROCが摂氏116度に達すると、コントローラーはスロットルを続けます。10 秒間の操作後、キャッシュがフラッシュされ、保留中の I/O が完了し、UART デバッグ インターフェイス経由を除くすべての I/O が停止します。
過熱が常に発生している場合:
- インテル RAID Controllerが、最小エアフロー要件を満たす PCIe* スロットに取り付けられていることを確認します。PCIe/ライザースロットのエアーフロー情報については、インテル® サーバー・システムのテクニカル・プロダクト・スペシフィケーション (TPS) を参照してください。
- インテル RAID Controllerの他のすべての熱および大気の動作制限が満たされていることを確認してください。
- インテル サーバー・システムのシステムファン速度を上げます。
- 電源投入中に F2 キーを押して BIOS 画面に入ります。
- [詳細設定] -> [システムの音響およびパフォーマンス構成] に移動します。
- 次のいずれかの設定の値を変更します。
- ファン・プロファイルの設定 ->パフォーマンス
- ファン PWM オフセット -> 1~100 (ファン速度を高速化するには値を大きくする)