Windows* をインストールする前に UEFI モードでシステムを構成する方法

Windows* をインストールする際に使用されるパーティション・スタイルは、UEFI モードかレガシー BIOS モードかを決定します。UEFI モードは GPT (GUID Partition Table) パーティション・スタイルと互換性があり、レガシー BIOS モードはマスター・ブート・レコード (MBR) のパーティション・スタイルと互換性があります。最新の機能のほとんどは、UEFI モードでのみ利用できます。

MBR と GPT は、ドライブのパーティション情報を保存する 2 つの異なる方法です。この情報にはパーティションが始まる場所が含まれているため、オペレーティング・システムは各パーティションに属するセクターと起動可能なパーティションを認識します。このため、ドライブにパーティションを作成する前にパーティション・スタイルを選択する必要があります。

これらの手順に従う前に、データのバックアップを実行することを強くお勧めします。使用可能な容量が十分にある 2 台目のディスクドライブがある場合、この手順を開始する前にシステムイメージを作成し、以前の状態でフル・インストールを復元できます。

GPT パーティション (UEFI モード) にオペレーティング・システムをインストールするためにシステムを設定するには、以下の手順に従ってください。以下のスクリーンショットと説明は、例です。特定の BIOS 手順については、マザーボードまたはシステムの製造元にお問い合わせください。

ステップ 1: オペレーティング・システムをインストールするようにシステムを構成する

1. USB Windows UEFI インストール・キーを接続します。
2. システムを BIOS で起動します (通常は F2 または Delete キーを押します)。
3. [ブートオプション] メニューに移動します。
4. [Launch CSM] を [Enabled] に設定します。CSM が [無効] に設定されている場合、以下の手順 10 にスキップできます。
5. [ブートデバイス制御] を [UEFI のみ] に設定します。
6. ストレージデバイスから起動を UEFI ドライバーに設定します。

   

7. 変更を保存します。
8. システムを再起動します。
9. システムを BIOS で起動します (通常は F2 または Delete キーを押します)。
10. [Boot Priority List] で、USB UEFI OS Boot オプションがリストの一番上に表示されていることを確認します。

    

11. システムを再起動します。
12. 通常どおりに Windows オペレーティング・システムをインストールします。

ステップ 2: オペレーティング・システムが GPT パーティションにインストールされていることを確認します。

1. Windows* を起動します。
2. Windows キーと X キーを同時に押し、[ディスク・マネージャー] オプションをクリックして ディスク・マネージャー を開きます。
3. [ディスク・マネージャー] には、EFI システム・パーティションを含む 3 つのパーティションが表示されます。左側に[ディスク x]、[ベーシック]、[容量]、[オンライン] と表示されているディスクを右クリックします。

   

4. プロパティ を選択 します。
5. [ ボリューム] タブ を クリックします。パーティション・スタイルが表示されます。