インテル®エントリー・ストレージ・システム SS4000 が提供するストレージ容量について説明します。

ドキュメント

インストール & セットアップ

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2020/02/06

インテル®エントリー・ストレージ・システム SS4000 が提供するストレージ容量を決定する要因は多数あります。

  1. ファームウェアのリビジョン
    • ファームウェア・リビジョン 1.3 Build 524 まで、SS4000-E は最大 2 TB の総ディスク容量をサポートできます。
    • ファームウェア・リビジョン 1.4 Build 709 を使用すると、SS4000-E システムは 500 GB を超えるハードディスク・ドライブをサポートするため、ディスク・ストレージの総容量が 2 TB より大きくなります。(ディスクドライブサイズ依存)。
     
    メモ以前のバージョンのファームウェアからファームウェアリビジョン 1.4 Build 709 へのアップグレードは、ファームウェアの新しい構造と 500 GB を超えるディスクドライブのサポートにより、 「データ破壊」プロセスです。

     
  2. 使用される RAID タイプ
    • RAID 0 は、ディスク・ドライブの合計容量に相当する総ディスク容量を提供します。
    • RAID 1 は、ディスク・ドライブの合計容量の半分に相当するディスク・ストレージ容量の合計を確保します。
    • RAID 5 は、ディスク・ドライブの合計容量から1つのディスクのドライブ容量を差し引いた合計ディスク・ストレージ容量を提供します。
    • RAID 10 は、ディスク・ドライブの容量の半分に、4台のディスクを搭載したディスクの合計ストレージ容量を提供します。
     
    メモデータの可用性とセキュリティーのレベルは、RAID タイプによって異なります。

     
  3. バックアップと共有ファイル用のストレージ・スペース構成の配布
    • ストレージシステムは、クライアント・システムのバックアップと共有フォルダーのストレージスペースを提供する機能を備えた統合されたファイルサーバーを特長としています。
    • 最初のシステム構成中に、クライアントシステムのバックアップと共有フォルダーのストレージに必要な容量をシステムストレージ全体のパーセンテージとして設定します。