インテル® ストレージ・®システム SS4000-E 向け RAID アレイを初期化する必要があるかどうかについて説明します。
インテル® エントリー・ストレージ・システム SS4000-E Webブラウザインターフェイスがユニットの起動後にディスク変更通知を報告する場合、ユーザーはRAIDアレイを「初期化」するオプションがあります。
このようなディスク変更通知は、RAID 構成によっては、ハードドライブの障害、または 1 台または 2 台の RAID ドライブがオフラインになった場合に発生する可能性があります。
インテル® エントリー・ストレージ・システムSS4000-Eでこのメッセージが表示された場合は、すぐに初期化ボタンを押さないでください。既存の RAID アレイの初期化を決定する前に、その結果を考慮してください。
初期化すると、RAID アレイ上の既存のデータはすべて失われます。障害のあるアレイを修復するために、最初に他の手順を試すことが賢明な場合があります。
- テスト済みハードウェアとオペレーティングシステムのリストで、ハードドライブがインテルによって検証されたファームウェアを確認してください。ハードディスクに別のファームウェアバージョンがある場合は、製造元にこれらのファームウェアバージョンの違いを確認してください。新しいドライブファームウェアは、SS4000-Eがサポートしていない機能をサポートしている場合があります。このような機能は、ドライブでデフォルトで有効になっている場合があります。その場合、ドライブメーカーはそのような機能をオフにするツールを提供できる場合があります。
- ドライブがオフラインになるなど、お使いのドライブモデルに問題があるかどうかは、ハードドライブの製造元に確認してください。もしそうなら、ハードドライブの製造元はおそらく修正を提供することができます。
- すべてのハードドライブを取り外し、挿入し直します (以前と同じ順序で)。ハードドライブが故障ではなくオフラインだった場合、再挿入によってオンライン状態に戻り、RAID アレイが再構築を開始することがあります。
これらの手順のいずれも RAID エラーを回復しない場合は、アレイの初期化が唯一の利用可能なオプションである可能性があります。データ損失の可能性を最小限に抑えるために、特にインテル® エントリー・ストレージ・システム SS4000-Eをバックアップ目的ではなくストレージ目的で使用する場合は、常に定期的にバックアップを作成する必要があります。