セキュリティー: クラウド・サービス・プロバイダーのための重要なアドバイス

独立系アナリスト Jon Collins 氏は、セキュリティーの現状を把握し、提供サービスの差別化によりビジネスチャンスの獲得に目を向けたいと考えるクラウド・サービス・プロバイダーに対して、重要なアドバイスを提示しています。

書き起こし原稿:
自社のインフラストラクチャーでセキュリティーをもっと強化したいと考えるクラウド・サービス・プロバイダーに対する私からの重要なアドバイスとして、どんな組織であってもまず最初にやるべきことに、データが確実に保護され、GDPR ...などの規制に準拠しているか確認するため、既存のセキュリティー戦略の見直しを挙げておきます。
次が、環境のすべての側面、さらに運用のすべての側面にセキュリティーを組み込む方法を考えることです。その場合、それぞれを個別に機能する独立した製品と捉えるのではなく、すべてのレイヤー、エッジ、センターにおけるハードウェアとソフトウェアのセキュリティーとして考慮した後、例えば分析によって出来事を順序付けて、セキュリティー侵害が発生した場合にいち早く警告を発する方法を考えることが重要です。
3 つ目の領域はデバイスそれ自体です。クラウド・サービス・プロバイダーのサービスに接続するデバイスの数は増え続けています。家庭にいようと、車に乗っていようと、どこにいようと、そこにあるデバイスからデータが生成され、デバイスからクラウドを経由してクラウド・サービス・プロバイダーやデータセンターへと送られるそのデータが保護されることは非常に重要です。
そして、4 つ目の領域は、それをどのようにインフラストラクチャーに組み入れるかです。ただし、データ保護実装のためにデータセンター全体を更新するという意味ではありません。サーバーの次の更新サイクルに合わせて検討することもできます。例えば、セキュリティー実装のためのビッグバン的なアプローチを行う代わりに、通常の更新サイクル内で、個別のセキュリティー機能の実装と配備を検討するなどが考えられます。最後となる 5 つ目の領域もまた、クラウド・サービス・プロバイダーにとってのビジネスチャンスにつながります。例えば、固定サービス、または業界ごとの固有サービスといった観点から、セキュリティーそのものをワンランク上の特別サービスと見なすことも可能です。医療や金融ならば、それぞれの業界が求める独自の規制を満たす方法で、データを配信するのです。
顧客が将来どんなサービスを必要とするようになるか知っているとは限らないため、クラウド・サービス・プロバイダーが大変な苦労をしていることは理解しています。組織として俊敏でありたいというニーズ、新たなサービスの提供、市場での実証試験、有効性の確認、さらに拡張まで、すべての面でセキュリティーと背中合わせの状態にするとしたら、セキュリティー自体にもまたテストと学習サイクルが必要となります。そうなれば、開発中または運用に入る段階で、あらかじめ安全を確認することなくサービスがリリースされることなどなくなります。クラウド・サービス・プロバイダーには、新たなスキル、新たな専門性、経験、そして新たなタイプのセキュリティー・ソリューションの可能性があり、セキュリティー、プライバシー、規制など、企業が直面している課題の解決を適切に支援できると考えています。


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