クラウド・サービス・セキュリティー: 顧客が信頼できるクラウドサービスの構築方法

厳格なデータ保護規制の施行を間近に控え、データ漏えいがメディアで注目を集める状況の中、企業や組織だけでなく一般消費者も、データ・セキュリティーに深刻な懸念を抱いています。幸い、最近の調査から、パブリック・クラウドは従来のオンプレミス・サーバーやプライベート・クラウドよりも安全性が高いことが明らかになり、企業顧客を説得する闘争は勝利を収めつつあります。1

データ保護に対するこうした継続的な不安は、クラウド・サービス・プロバイダー (CSP) こそが安全なデータ・ソリューションであるという確信の高まりとともに、クラウド・サービス・プロバイダーにとってまたとないチャンスをもたらしています。するべきことは、クラウド・サービス・プロバイダーが備える比類のないデータ・セキュリティーの信頼性を企業に確信してもらうことだけです。問題はその方法です。

確実なセキュリティー戦略

セキュリティーが重要な理由については、クラウド・サービス・プロバイダーが改めて説明する必要はありません。企業データの不正取得、傍受、暗号化、改ざんといった、大規模な犯罪行為が頻繁に報道されることで、重大な問題として広く認識されています。

一方で、EU 一般データ保護規則 (GDPR) は、企業がセキュリティーへの取り組みをさらにステップアップする誘引として機能しています。2018年5月25日に施行されるこの法制度は、EU 域内住民のデータを所有し扱う組織に対して、その安全性確保への責任をより強く求めます。

企業顧客および一般消費者は、セキュリティーとの関わり方を理解するための支援を必要としています。求められているのは情報と保証、そして安心感です。クラウド・サービス・プロバイダーの側でも、顧客を獲得し維持するために、強力なセキュリティー・サービスを考案する必要があることは明らかです。

クラウド・サービス・プロバイダーが提供するセキュリティーに対し企業から信頼を確保し、さらには収益拡大につながる潜在的かつ重要な役目として、差別化したサービスを構築するために、以下の 3 つの戦略が存在します。

1. セキュリティーに最適化したワンランク上のサービス
セキュリティーに最適化した特別なサービスは、差別化と利益増大にとっての近道となります。顧客向けの高度なセキュリティーには、エンドツーエンドの暗号化、ハードウェア支援型セキュリティー、タグ付きの地理情報などが含まれます。こうしたサービスは、GDPR の時代には特に魅力的なものだと証明されるはずです。

2.特定市場向けの特別なセキュリティー機能
医療、金融サービス、政府機関など、業界によっては、専門的かつ固有のセキュリティー要件が存在します。こうした業界では、データ保護、セキュリティー、個人情報などに関する厳格な規制により、パブリック・クラウド・サービスの採用を見合わせる傾向がありました。そのため、すでにこうした業界に参入しているクラウド・サービス・ビジネスの場合、セキュリティーに最適化したオーダーメイドのサービスの構築こそが、競争力と利益を生み出す決め手となります。

3.セキュリティー・コンサルタント・サービス

クラウド・サービス・プロバイダーの顧客の多くは、テクノロジーやプロセスなど、パブリック・クランドにおけるセキュリティーについて理解を深めたいと考えています。こうした領域で総合的なコンサルタントを提供できるクラウド・サービス・プロバイダーは、顧客に対して価値のある収益性の高い別レイヤーのサービスを提案して、セキュリティー面での負担軽減を支援します。

可能性の追求

強力なセキュリティー・サービスの市場投入によって、信頼されるプロバイダーになるための競争は続いていきます。データ保護の分野で業界をけん引するクラウド・サービス・プロバイダーには、顧客との間に新たなレベルの信頼を築き、未来に向けてビジネスをさらに成長させる可能性が出現しています。

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