ISP & Jam™ STAPL
Jam™ Standard Test and Programming Language (STAPL) は、インテル® FPGA エンジニアによって作成され、プログラマブル・ロジック・デバイス (PLD) メーカー、プログラミング機器メーカー、テスト機器メーカーのコンソーシアムでサポートされています。Jam™ STAPL は、1999年8月に JEDEC 規格 JESD-71 として採用されました。
Jam™ STAPL は、PLD をインシステムでサポートする際に、設計者が直面する問題に対応します。これらの問題には、独自のファイル形式、ベンダー固有のプログラミング・アルゴリズム、大容量ファイル、および長いプログラミング時間が含まれています。Jam™ STAPL は、インシステム・プログラミング (ISP) 向けのソフトウェアレベルの規格の提供における大きな前進です。
Jam™ STAPL の仕組み
Jam™ STAPL プログラミング・ソリューションは、Jam™ コンポーザーと Jam™ プレーヤーで構成されています。
Jam™ コンポーザーは、ソフトウェア・プログラムであり、一般的に、ユーザーデータとデザインをデバイスにプログラムするのに必要なプログラミング・アルゴリズムを含む Jam™ ファイル (.jam) を書き取るプログラマブル・ロジック・デバイスのベンダーにより書かれます。
Jam™ プレーヤーは、Jam™ ファイルを読み取り、JTAG チェーンでのデバイスのプログラミングとテストに、ベクトルを適用するソフトウェアです。組込みシステムの開発者は、Jam™ プレーヤーを使用して、システムにデバイスをプログラムすることも可能です。Jam™ プレーヤーに必要なソースコードの大部分は、Jam™ STAPL のウェブサイトで提供する Jam™ STAPL 開発者キットに含まれています。Jam™ プレーヤーを完了するために必要な唯一のソフトウェア・ルーチンは、JTAG チェーンにアクセスするのに必要なものです。図 1 は、基本的な Jam™ STAPL フローを示します。
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関連ドキュメント
- MAX® II ハンドブックの エンベデッド・プロセッサーを介した ISP 向け Jam™ STAPL の使用 の章
- MAX II ハンドブックの JTAG & インシステム・プログラマビリティー の章
- AN 95: MAX® デバイスにおけるインシステム・プログラマビリティー