インテル® Cyclone® 10 GX デバイス向け Early Power Estimator のダウンロード
インテル® Cyclone® 10 GX デバイス向け Early Power Estimator の見積り結果は、予備的かつ特性化された電力データをベースにしています。この Estimator の使用時に取得した見積り結果はすべて予備的です。インテル® Cyclone® 10 GX EPE (以下「プログラム」) は、さまざまな標準的条件 (室温や公称 VCC など) をベースにした電流 (ICC) と電力 (P) の見積り値を提供します。
注: このプログラムの計算は推定値にすぎません。仕様または何らかの保証をするものではありません。実際の ICC は、デバイスと動作環境の条件の実際のパターンに対する感度が高いため、デバイスの動作中に確認すべきです。
インテル® Cyclone® 10 GX デバイス向け EPE の使用手順
- インテル® Cyclone® 10 GX デバイス向け EPE を使用するには、Microsoft Excel がコンピューターにインストールされている必要があります。
- スプレッドシートを開いて、メッセージに従ってマクロを有効にします。Microsoft Excel 2003、Microsoft Excel 2007、Microsoft Excel 2010 のマクロのセキュリティー・レベルは、デフォルトで高に設定されています。マクロのセキュリティー・レベルが高に設定されている場合、マクロが自動的に実行不可になります。EPE スプレッドシートが正しく機能するには、マクロを有効にする必要があります。ご利用のバージョンの Microsoft Excel でマクロを有効にする方法については、インテル® Cyclone® 10 デバイス向け Early Power Estimator ユーザーガイドの「インテル® Cyclone® 10 GX 向け EPE のセットアップ」セクションを参照してください。
- EPE の [Main] ワークシートの [Input Parameters] セクションで目的のデバイスとパッケージを選択します。
- そのデザインで使用されているリソースを入力します。デザインで使用されている実際の値と、トグルレートやその他のパラメーターが一致していることを確認します。
- Early Power Estimator にすべてのリソースを入力した後で、[Report] ワークシートに移動して推定される総消費電力、スタティック消費電力、消費電流などを確認します。
インテル® Cyclone® 10 GX デバイス向け EPE は、以下のバージョンの Microsoft Excel をサポートしています。
Microsoft Excel 93~2007 および |
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既知の問題 1: EPE ツールで EPE を開いた際に、ボタンが機能しない場合や「Object doesn’t support this property or method」(オブジェクトがこのプロパティーまたはメソッドをサポートしません) というランタイムエラーが表示される場合があります。この問題は Microsoft セキュリティー・アップデートが原因です。
Microsoft は問題を解決する修正をリリースしているため、以下の Microsoft サポートページをご覧ください。
Excel 2013: https://support.microsoft.com/en-us/kb/2920754
上のアップデートでも問題が解決しない場合、あるいはアップデートにアクセスできない場合、以下の回避方法をお試しください。
- 上のアップデートをインストールした場合はコンピューターを再起動します。
- Excel と Word を含むすべての Microsoft Office アプリケーションを終了します。
- Windows エクスプローラーを開いて、アドレスバーに "%temp%" を引用符なしで入力します。
- Ctrl + F キーを押して検索ボックスに ".exd" を引用符なしで入力します。
- 拡張子 ".exd" のファイルが見つかった場合、そのファイルをすべて選択して削除します。
- 次にアドレスバーに "%appdata%" を引用符なしで入力します。再度 Ctrl + F キーを押して ".exd" を検索し、見つかったファイルをすべて削除します。
- EPE をもう一度開きます。
問題が解決しない場合は以下の手順に従ってください。
- EPE ツールを開き、[File] > [Info] - [Compatibility Mode] の順に移動してから [Convert] ボタンをクリックします。
- ポップアップウィンドウが開いたら [OK] をクリックして変換に進み、そのあとで [Yes] をクリックしてワークブックを開き直します。
前の手順は元の ".xls" EPE ファイルを ".xlsm" に変換するものです。新しく作成されたファイルには従来の問題は生じないはずです。
この問題に関する Microsoft による説明はこちらでご覧いただけます:
https://support.microsoft.com/kb/2726958
既知の問題 2: PowerPlay Early Power Estimator (EPE) ツールで EPE を開くと、Excel がクラッシュして「Excel has stopped working.A problem caused the program to stop working correctly.Windows will close the program and notify you if a solution is available」(Excel が動作を停止しました。プログラムに生じた問題により正常な動作が終了しました。Windows* はプログラムを終了し、解決方法が利用可能になった時点をお知らせします) というエラーメッセージが表示されます。これは Excel 2013 の安定性の問題が原因です。
問題を解決するには、Microsoft Office 2013 Service Pack 1 をインストールしてください。このアップデートに関する詳細は Microsoft サポートをご覧ください:
https://support.microsoft.com/en-us/kb/2817430
前の手順は元の ".xls" EPE ファイルを ".xlsm" に変換するものです。新しく作成されたファイルには従来の問題は生じないはずです。
この問題に関する Microsoft による説明はこちらでご覧いただけます: