I/O 拡張

標準製品の汎用 I/O 機能を費用効率よく拡張するには、多くのシステム・レベルでのデザインで多数の低コスト I/O ピンが必要になります。MAX® II デバイスの低コストで柔軟な I/O 機能は、今日の I/Oピン が制約された ASSP やマイクロコントローラにとって非常に理想的なソリューションです。表 1 に、I/O 拡張デザイン問題を解決する MAX II デバイスのいくつかの特長を示します。

表 1. MAX II CPLD アプリケーション・ソリューション:I/O 拡張

特長 利点
I/O あたり最も低コスト MAX II デバイスの I/O ピンあたりのコストは、市場でも最も低いもののひとつです。
ピンを固定した2回目以降のフィッティング MAX II デバイスのピン配置は、システム I/O 要件に応じて決定されます。MAX II デバイスはピン配置がロックされている場合でも、高性能と柔軟な配線を可能にします。
柔軟な I/O 複数の I/O バンクで複数の I/O 電圧をサポートします。 MAX II デバイスでは、広範な I/O 要件に対応するため、プログラマブルなドライブ強度、シュミット・トリガ、およびピンごとの出力イネーブル (OE) がすべて使用できます。
リプログラマビリティ プログラマブル・ロジック・デバイスは、システム固有の問題を解決し、最終段階におけるデザイン変更を可能にする柔軟性を提供できます。

図 1 に、I/O 機能が制約されたマイクロコントローラにより、2 線式シリアル・バスだけを使用してシステム内の多くのデバイスを制御する方法を示します。このアプリケーション例では、MAX II デバイスがシリアル・バス入力にインタフェースし、次に複数のデバイス(この場合はファン・モータ・コントローラ)を制御するためのインストラクションを配信します。MAX II デバイスのオンボード・ユーザ・フラッシュ・メモリは、モータの周波数やデューティ・サイクルなどの情報を保存することもできます。

データは、アナログ-デジタル・コンバータ(ADC)からパラレルに情報を取り込む場合のように、パラレルからシリアルに変換し 2線式シリアル・バスを経由してマイクロコントローラに転送することも可能です。

図 1. MAX II デバイスのコントロール信号の配信

注:

  1. UFM: ユーザ・フラッシュ・メモリ

多くのマイクロ・プロセッサは一般に I/O 機能が制約されていますが、システム周辺の複数のデバイスにコントロール信号を配信する必要があります。図 2 に、MAX II デバイスがホスト・プロセッサからの最小限の入力だけを使用してボード上の多数のデバイスを制御し、それによってプロセッサの I/O オーバヘッド・サポートを軽減する方法を示します。

図 2. MAX II デバイスのアドレス・デコーディング