インテル® Agilex™ ハード・プロセッサー・システム・コンポーネント・リファレンス・マニュアル

ID 683581
日付 8/05/2021
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ドキュメント目次

1. インテル® Agilex™ ハード・プロセッサー・システム・コンポーネントの概要

更新対象:
インテル® Quartus® Prime デザインスイート 21.3
この翻訳版は参照用であり、翻訳版と英語版の内容に相違がある場合は、英語版が優先されるものとします。翻訳版は、資料によっては英語版の更新に対応していない場合があります。最新情報につきまし ては、必ず英語版の最新資料をご確認ください。
ハード・プロセッサー・システム (HPS) コンポーネントは、デザイン内のロジックを次のものにインターフェイスさせるラッパーです。
  • HPSハードロジック
  • シミュレーション・モデル
  • バス機能モデル (BFM)
  • ソフトウェア・ハンドオフ・ファイル
HPSコンポーネントは、デザイン内のHPSハードロジックをインスタンス化し、他のソフト・コンポーネントがHPSハードロジックとインターフェイス接続できるようにします。HPSコンポーネントのフットプリントはFPGAファブリックでは小さくなっています。これは、HPSコンポーネントは、ソフトロジックからハードロジックへの接続をHPS内で可能にするためだけに機能するためです。

ソフトロジックをHPSに接続すると、プラットフォーム・デザイナーを使用して次のことができるようになります。

  • Avalon® Memory-Mapped (Avalon-MM) インターフェイスを AXI* に適応させることによる相互運用性の確保
  • データ幅の不一致とクロックドメイン転送クロッシングの処理

インテル®、顧客、またはサードパーティーのFPGAコアIPを、統合ロジックを作成せずにHPSにインターフェイス接続させることができます。このリファレンス・マニュアルでは、コンポーネントのオプションによって公開され、コンフィグレーションされたインターフェイスについて詳しく説明します。

HPSシステムのアーキテクチャーと機能の詳細については、 インテル® Agilex™ ハード・プロセッサー・システムのテクニカル・リファレンス・マニュアル の「ハードプロセッサーの概要」の章を参照してください。