Whiskey Lake
IoT アプリケーション向け第 8 世代インテル® インテル® Core™ U シリーズ・プロセッサー・ファミリーは機能が豊富で、ワットあたりの高いパフォーマンスを発揮します。すべてのインテル® IoT プロセッサーは、長期間の可用性、組込み使用条件、4 コアから 2 コアまでのインテル® vPro®™ テクノロジーの機能、I/O 容量の増加、インテル® Optane™ メモリーのサポート、および最新の DDR4-2400 メモリーを提供します。これらのプロセッサーは、グラフィックス、オーディオ、コンピューティング機能の高まる要件を満たし、データとアプリケーションの統合に余裕をもたらします。インテル® ディストリビューションの OpenVINO™ ツールキット や インテル® System Studio などのソフトウェアに最適化されたツールは、顔認識、人数カウント、物体検出などのビジョン・アプリケーションの開発を加速します。充実したエコシステム・サポートと長期可用性を兼ね備えた第 8 世代インテル® インテル® Core™ U シリーズ・プロセッサー・ファミリーは、インテリジェントなソリューション開発のための将来性のあるプラットフォームを提供します。
Whiskey Lake の主な機能
没入型グラフィックスとメディア
第 8 世代インテル® Core™ i7-8665UE プロセッサーのビデオ・トランスコーディング・パフォーマンスは、2 年前の第 7 世代インテル® Core™ i7-7600U プロセッサーと比較して最大 50% 向上。1複数のディスプレイ上での 4K コンテンツのスムースなストリーミング、強化された音声認識とオーディオ再生、そのほか多数を提供します。
高速接続性
統合ギガビット Wi-Fi、Thunderbolt™ 3、安定した I/O など幅広い接続オプションから選び、デバイスからネットワーク・ビデオレコーダー、業務用サーバー、クラウドほか必要なものへデータを迅速に移動することができます。
インテル® Optane™ メモリー
最新のインテル® Optane™ メモリーで、カメラディスプレイ、グラフィックス・カード、ストレージと同システムへの接続でパフォーマンスの能率化・強化を行い、データ移動のボトルネックを取り除きます。
リモート管理機能
帯域外のリモート管理機能により、インテル® アクティブ・マネジメント・テクノロジーは、動作の効率化を行い、IT サポートを削減し時間とコストをセーブしながらネットワーク上の広域スペクトラムを管理するためのアプローチを続けます。
パフォーマンス
第 8 世代インテル® Core™ i7-8665UE プロセッサーのマルチスレッド演算集約型アプリケーション・パフォーマンスは、2 年前の第 7 世代インテル® Core™ i7-7600U プロセッサーと比較して最大 58% 向上。2
最高水準の製品仕様
- 最高 4.40GHz の最大周波数
- DDR4-2400 メモリー
- Thunderbolt™ 3 の個別サポート
- 第 9.5 世代インテル® グラフィックス GT2
- ギガビット Wi-Fi の統合化および個別化
- 統合 USB 3.1 (第 2 世代)
- インテル® スマート・サウンド・テクノロジー
- インテル® ターボ・ブースト・テクノロジー 2.0
- インテル® Media SDK
Whiskey Lake で実現可能な事柄
ビジュアルリテール
買い物客の注目を集め、情報を提供するデジタルサイネージ、キオスク、メニューボードなどに向けた優れたビジュアルの 4K メディア・ストリーミングのためのリテール・ソリューションを常に提供しています。
AI とリテール
ATM やインテリジェント自販機の顔認証や無人チェックアウト、人数計測、オーディエンス解析などの物体検出などを可能にします。
産業用セキュリティー
産業部門においては、ダウンタイムは大きな損失をもたらす原因となりえます。ハードウェアとソフトウェアベースのセキュリティーを強化することで休止中も運用中もシステムとデータを保護することが可能です。
Whiskey Lake のプラットフォーム・コンポーネント
第 8 世代インテル® Core™ プロセッサー・ファミリー U シリーズ (モバイル-U)
プロセッサー | コア数 | スレッド | キャッシュ (MB) | 基本周波数 (GHz) | 最大ターボ周波数 (GHz) | TDP (W) | ECC | インテル® vPro® テクノロジー | 注文コード |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
インテル® Core™ i7-8665UE プロセッサー | 4 | 8 | 8 | 1.7 | 4.4 | 15 | いいえ | はい | - |
インテル® Core™ i5-8365UE プロセッサー | 4 | 8 | 6 | 1.6 | 4.1 | 15 | いいえ | はい | - |
インテル® Core™ i3-8145UE プロセッサー | 2 | 4 | 4 | 2.2 | 3.90 | 15 | いいえ | いいえ | - |
インテル® Celeron® 4305UE プロセッサー | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 15 | いいえ | いいえ | - |
OS のベンダー |
オペレーティング・システム (サポート対象)3 |
実装 | 販売とサポート4 |
---|---|---|---|
Microsoft |
Windows* 10 IoT Enterprise RS5 (64 ビット) |
インテル |
インテル、Microsoft |
Linux* |
Ubuntu*、SUSE*、Red Hat* Enterprise (64 ビット) | Canonical* Ltd.、Attachmate* Group、Red Hat* およびオープンソース | |
Yocto Project* BSP ツールベースの組込み Linux* ディストリビューション (64ビット) |
インテル |
インテル、Yocto Project コミュニティー |
|
RTOS |
Wind River* VxWorks* 7 (64 ビット) |
Wind River* |
免責事項
インテル® Core™ i7 8665UE プロセッサーとインテル® Core™ i7-7600U プロセッサーで HDXPRT 4 ビデオ変換ワークロードを実行し、それぞれの測定値を比較
インテル® Core™ i7-8665UE プロセッサー、PL1=15W TDP、4C8T、ターボ最大 4.40GHz、インテル® UHD グラフィックス 620、インテル® リファレンス・プラットフォーム、メモリー: DDR4-2400 4GB x 2、ストレージ: インテル® SSD 545s 512GB、OS: Microsoft* Windows* 10 Pro RS5 ビルドバージョン 1809。
インテル® Core™ i7-7600U プロセッサー、PL1=15W TDP、2C4T、ターボ最大 3.90GHz、インテル® HD グラフィックス 620、マザーボード: インテル® リファレンス・プラットフォーム、メモリー: DDR4-2133 8GB x 2、ストレージ: インテル® SSD 545s 512GB、OS: Microsoft* Windows* 10 Pro RS5 ビルドバージョン 1809。
HDXPRT 4 は、Principled Technologies (PT) によって公開されています。この組織は、BenchmarkXPRT* 開発フォーラムのホストをしているオープンソース・コミュニティーです。HDXPRT では、実環境のシナリオ (写真編集、ビデオ変換、音楽編集) を用いて Windows* のメディア編集性能をテストします。このシナリオで使用されるメインストリーム・アプリケーションには、Adobe* Photoshop* Elements、Apple* iTunes*、CyberLink* MediaEspresso* などがあります。各シナリオでは、個々の指標を測定して総合スコアを集計しています。Windows* では、SYSmark 4 は Win64 に対応しています。
パフォーマンス実績は 2019年5月24日に実施したテストに基づくものであり、公開中のセキュリティー・アップデートがすべて適用されているとは限りません。詳細については、公開されている構成情報を参照してください。絶対的なセキュリティーを提供できる製品はありません。
インテル® Core™ i7 8665UE プロセッサーとインテル® Core™ i7-7600U プロセッサーで SPECint*_rate_base2006 (N copy) を実行し、それぞれの測定値を比較
インテル® Core™ i7-8665UE プロセッサー、PL1=15W TDP、4C8T、ターボ最大 4.40GHz、インテル® UHD グラフィックス 620、インテル® リファレンス・プラットフォーム、メモリー: DDR4-2400 4GB x 2、ストレージ: インテル® SSD 545s 512GB、OS: Microsoft* Windows* 10 Pro RS5 ビルドバージョン 1809。
インテル® Core™ i7-7600U プロセッサー、PL1=15W TDP、2C4T、ターボ最大 3.90GHz、インテル® HD グラフィックス 620、マザーボード: インテル® リファレンス・プラットフォーム、メモリー: DDR4-2133 8GB x 2、ストレージ: インテル® SSD 545s 512GB、OS: Microsoft* Windows* 10 Pro RS5 ビルドバージョン 1809。
SPEC* CPU2000/2006 は、演算処理を多用するアプリケーション・サブセットを使用してデバイスのパフォーマンスおよびスループットを測定する SPEC コンソーシアム製ベンチマークです。SPECint*_base2000/2006 は、デバイスが 1 つの整数演算タスクを処理する速度を測定するものです。SPECint*_rate_base2000/2006 は、デバイスが一定時間に処理できる整数演算タスク数 (スループット) を測定するものです。OS のサポート: デスクトップ Windows*、UNIX* / Linux*、Mac* OS。
パフォーマンス実績は 2019年5月24日に実施したテストに基づくものであり、公開中のセキュリティー・アップデートがすべて適用されているとは限りません。詳細については、公開されている構成情報を参照してください。絶対的なセキュリティーを提供できる製品はありません。
この表はインテル社内でテストした OS の一覧であり、表に記載された OS のリリースバージョンを対象とする OS ベンダーのサポート状況を表すものではありません。OS のリリースバージョンとそのサポートについては、各 OS ベンダーにお問い合わせください。一部のソフトウェア・パッチは今後、OS ベンダーに報告され、OS の新しいリリースバージョンに反映される可能性があります。またその場合、プラットフォーム・サポートの拡張が必要になることがあります。
インテルがサポートを提供する対象は、記載の OS 上で使用するインテルのツール、パッチ、ユーティリティーに限られます。ご使用の OS のサポートについては、各 OS ベンダーにお問い合わせください。