インテル® Cyclone® 10 LP FPGA

インテル® Cyclone® 10 LP FPGA ファミリーは、インテル® Cyclone® FPGA シリーズの低コスト、低消費電力という特長をさらに強化しています。量産型のコスト重視の機能に最適なインテル® Cyclone® 10 LP FPGA は、多様な汎用ロジック・アプリケーション向けに設計されています。

インテル® Cyclone® 10 LP FPGA の開発ソフトウェアデザインストアドキュメントコミュニティー、およびサポートもご覧ください

インテル® Cyclone® 10 LP FPGA

Single Event Upset (SEU)

すべてのインテル® Cyclone® 10 LP デバイスで、コンフィグレーション・エラー検出がサポートされています。ユーザー・モード・エラー検出は、コア電圧が 1.2V のデバイスでのみサポートされます。インテル® Cyclone® 10 LP デバイスには、必要に応じて Single Event Upset (SEU) を継続的かつ自動的にチェックする CRC エラー検出機能を搭載した専用回路が組込まれています。

航空電子、通信、システム制御、医療、防衛機器などの応用分野におけるクリティカルなアプリケーションでは、以下の機能が不可欠です。

  • FPGA デバイスに格納されたコンフィグレーション・データの精度確認
  • システムへのコンフィグレーション・エラーの発生の警告

Nios® II プロセッサー・ファミリーは、コンフィグレーション可能な 2 種類の 32 ビット・ハーバード・アーキテクチャー・コアで構成されています。

  • 高速 (/f core): 最高のパフォーマンス向けに最適化された 6 ステージのパイプライン、オプションのメモリー・マネジメント・ユニット (MMU) またはメモリー保護ユニット (MPU)。
  • 経済的 (/e core): 最小水準のサイズ向けに最適化、無償で提供 (ライセンス不要)。

パフォーマンスの向上が求められていますか?大丈夫です。ハードウェア・アクセラレーションを使用することで、システムのボトルネックとなっている C コードを切り出し FPGA 内でハードウェア化 (アクセラレーター) することで、システム性能を向上させることが可能となります。詳細は、Nios® II プロセッサーのウェブページで紹介しています。

無償のソフトウェア開発ツールの詳細については Nios® II プロセッサー・デザイン・ツールのウェブページを参照してください。

Nios® II プロセッサーに関するトレーニングについては、インテル® FPGA テクニカル・トレーニングのウェブページで説明しています。

Nios® II プロセッサー・パフォーマンス (DMIPS at Fmax)

注: Dhrystones 2.1 ベンチマーク (インテルの推定値)

バリアント パフォーマンス (DMIPS)
Nios® II /e エコノミー 30 (175MHz)

Nios® II /f 高速
190 (165MHz)

Nios® II プロセッサーのアプリケーション

アプリケーション Nios® II プロセッサー・コア ベンダー 詳細
低消費電力およびコスト重視 Nios® II エコノミーコア インテル® Nios® II エコノミー・プロセッサー・コアは、ロジックエレメント数を 600 LE に抑えたもので、マイクロコントローラー・アプリケーションに最適です。Nios® II エコノミー・プロセッサー・コア、ソフトウェア・ツール、およびデバイスドライバーは無償で提供されます。
リアルタイム Nios® II 高速コア インテル®

以下のような独自のハードウェア・リアルタイム機能により、極めて的確でジッターフリーの、リアルタイム性能を実現します。

  • ベクター割り込みコントローラー
  • 密結合メモリー
  • カスタム命令 (FPGA ハードウェアを使用して機能の高速化が可能)
  • Linux* や Zephyr* などの業界最先端のリアルタイム・オペレーティング・システム (RTOS) を搭載
  • Nios® II プロセッサーは、DSP Builder for インテル® FPGA ベースのハードウェア・アクセラレーターとの併用に最適なリアルタイム・プロセッサーであり、的確で高性能なリアルタイムの成果を提供します。
アプリケーション処理 Nios® II 高速コア インテル® Nios® II 高速プロセッサー・コアは、シンプルなコンフィグレーション・オプションにより、メモリー・マネジメント・ユニット (MMU) を使用してエンベデッド Linux* を実行できます。Nios® II プロセッサーは、オープンソース版 Linux* と商用版 Linux* の両方に対応しています。
セーフティー・クリティカル処理 Nios® II SC コア HCELL セーフティー・クリティカル (SC) プロセッサー・コアと、HCell 社が提供する DO-254 準拠デザインサービスを利用することで、デザインの DO-254 準拠が認証されます。
ロックステップ・デュアルコア fRSmartComp IP Yogitech ロックステップ・ソリューションは、機能安全規格 IEC 61508 および ISO 26262 に完全に準拠した安全関連集積回路の広い診断カバレッジ、セルフチェック、および高度診断機能を提供します。それにより、開発が難しく、性能を低下させる診断ソフトウェア・テスト・ライブラリーの必要性を減らします。

インテル® Cyclone® 10 LP FPGA への電力供給

インテル® Enpirion® 電源ソリューションにより、インテル® Cyclone® 10 LP FPGA のボードスペースとコストを拡大し、市場投入までの期間を短縮

インテル® Enpirion® 電源ソリューションは、サイズの小さい最先端のシリコンおよび磁気設計、高度なパッケージング、完全に検証済みの設計を特長とする効率性に優れた電源管理製品です。

インテル® Enpirion® シリーズの極小で効率的な PowerSoC は、インテル® Cyclone® 10 LP FPGA システムの電源要件をほぼ完璧に満たします。インテル® Enpirion® PowerSoC は、インテル® Cyclone® 10 LP デバイスの電源レールに必要なほぼすべてのコンポーネントが統合されており、最大 96% の効率を実現する、検証も完全に済んだ使いやすいソリューション・ファミリーです。これにより設計者は、電源装置の設計にかける時間を節約でき、独自の IP および FPGA の設計作業に集中できます。

インテル® Enpirion® 電源ソリューションによる電力供給の詳細 ›

すべてのインテル® Cyclone® 10 LP デバイスで、コンフィグレーション・エラー検出がサポートされています。ユーザー・モード・エラー検出は、コア電圧が 1.2V のデバイスでのみサポートされます。インテル® Cyclone® 10 LP デバイスには、必要に応じて Single Event Upset (SEU) を継続的かつ自動的にチェックできる CRC エラー検出機能を搭載した専用回路が組込まれています。

航空電子、通信、システム制御、医療、防衛機器などの応用分野におけるクリティカルなアプリケーションでは、以下の機能が不可欠です。

  • FPGA デバイスに格納されたコンフィグレーション・データの精度確認
  • システムへのコンフィグレーション・エラーの発生の警告

認定と認証

インテル® Cyclone® 10 LP FPGA は、民生商用、工産業用、車載用規格 (AEC-Q100) の各温度グレードで提供されます。

また、IEC 61508 に準拠した TUV 認証取得済みの機能安全パックの今後のリリースでもサポートされる予定であり、これにより開発時間と市場投入までの時間を短縮できます。