Arria® V FPGA および SoC FPGA
Arria® V FPGA および SoC FPGA
Arria® V GZ FPGA
ミッドレンジ・アプリケーション向けとして帯域幅あたりの消費電力が最も低く、最大 12.5Gbps のトランシーバーを必要とする消費電力重視のデザインに最適です。
Arria® V GT FPGA
トータル消費電力を最小限に抑えて、最大 10.3125Gbps の高速化に適したミッドレンジ・アプリケーションおよび低消費電力のトランシーバーを実現します。
Arria® V GX FPGA
トータル消費電力を最小限に抑えて、最大 10.3125Gbps の高速化に適したミッドレンジ・アプリケーションおよび低消費電力のトランシーバーを実現します。
Arria® V ST SoC FPGA
ARM 搭載 HPS および 10.3125Gbps トランシーバーを搭載したインテル® SoC FPGA です。
Arria® V SX SoC FPGA
Arm 搭載 HPS および 6.5536Gbps バックプレーン対応トランシーバーを搭載したインテル® SoC FPGA。
利点
業界で最も低い消費電力のミッドレンジ FPGA
Arria® V GZ FPGA は、ミッドレンジ・アプリケーション向けに帯域幅当たりの最も低い消費電力を提供し、最大 12.5Gbps のトランシーバーを必要とする消費電力重視のデザインに最適です。Arria® V GZ FPGA のチャネルあたりの消費電力は、10G のデータレートで 180mW 未満、12.5Gbps で 200mW 未満です。また、-3L 速度グレードの低スタティック消費電力製品も提供されます。
Arria® V GX および GT FPGA は、28nm 低消費電力プロセスの使用によりミッドレンジ・アプリケーション向けに最も低い総消費電力を提供して、最低スタティック消費電力を実現 、最大 10.3125Gbps の速度に適した低消費電力のトランシーバーと、ダイナミック消費電力を低減するために設計されたハード IP による優れたファブリックを提供しています。Arria® V デバイスは、前世代のミッドレンジ FPGA に比べ平均で 40% の消費電力削減を実現します。
カスタマイズ可能な Arm プロセッサー搭載 SoC
インテル® SoC FPGA は、プロセッサー、周辺機器、およびメモリー・コントローラーで構成されるハード・プロセッサー・システム (HPS) を、高帯域幅インターコネクト・バックボーンを使用して FPGA ファブリックと統合することで、システム消費電力、システムコスト、ボードスペースの低減を可能にします。HPS とインテルの 28nm 低消費電力 FPGA ファブリックの組み合わせは、Arria® V FPGA の柔軟性と豊富な DSP (デジタル信号処理) を備えた、アプリケーション・クラスの ARM プロセッサーの性能とエコシステムを提供します。
インテル® Arria® 10 SoC FPGA への容易な移行
Arria® V SoC FPGA とインテル® Arria® 10 SoC FPGA は、同じデュアルコア ARM* Cortex*-A9 MPCore* プロセッサーを活用しています。そのため、Arria® V SoC FPGA デザインの性能をアップグレードする準備が整えば、ソフトウェアをインテル® Arria® 10 SoC FPGA に容易に移行できます。TSMC 20nm プロセスをベースにしたインテル® Arria® 10 SoC FPGA により、ソフトウェアを移行するだけで、Arria® V SoC FPGA デザインの性能をアップグレードすることが可能になります。
業界トップクラスの性能を誇る 28nm SoC FPGA
- 最大 1.05GHz デュアルコア ARM Cortex-A9 MPCore プロセッサー
- 4 個の 32 ビット・ハード・メモリー・コントローラー (最大 533 MHz のメモリー・バス・スピード、オプションのエラー訂正コード (ECC))
- 最大総帯域幅 125 Gbps 超のプロセッサー - FPGA 間インターコネクト
ミッドレンジ・アプリケーションに適した極めて低い消費電力
- 複数のコンポーネントをシングルチップに集積
- 最高速度 10.3125 Gbps、低消費電力のトランシーバー
- 低消費電力 TSMC 28LP プロセスがベース
システムコスト上のさまざまな利点
- 複数のコンポーネントをシングルチップに集積
- プロセッサー、FPGA、DSP を 1 つのデバイスに集積して、プリント基板のコストとトレースを削減
- パワーオフシーケンスが不要
すべての SoC FPGA が同じように作られているわけではなく、アーキテクチャーの重要性
SoC FPGA は単なるパーツの集合体ではありません。プロセッサーと FPGA システムがどのように連携して各タスクを実行するのかを理解することが非常に重要です。新しいデザインに合った SoC FPGA を選ぶ際にはアーキテクチャーが重要となります。インテルの SoC FPGA は以下を目的に設計されています。
- プロセッサー・ブート / FPGA コンフィグレーション・シーケンスの柔軟性、プロセッサーのリセットに対するシステムの反応、2 チップ・ソリューションの独立したメモリー・インターフェイスを維持。
- 統合 ECC (エラー訂正コード) により、データの完全性と信頼性を確保。
- 統合型メモリー保護ユニットにより、プロセッサーと FPGA で共有される DRAM メモリーを保護。
- インテル® FPGA 対応デバッグ機能によるシステムレベルのデバッグで、デバイス全体の卓越した可視性と制御性を実現します。
アプリケーションに適した SoC FPGA を選択するには、どうすればよいのでしょうか?その方法を解説するために、プロセッサーの専門家である Jim Turley 氏の短編ビデオシリーズなど膨大なリソースを用意しました。
機能
適応性のあるトランシーバー
Arria® V FPGA は、最大 36 個のトランシーバーを内蔵し、性能要件と消費電力要件を両立させたトランシーバー・ソリューションを提供します。
可変精度 DSP ブロック
Arria® V FPGA および SoC は、業界初の可変精度デジタル信号処理 (DSP) ブロックを搭載しています。
SoC FPGA ハード・プロセッサー・システム
インテル® SoC は、プロセッサー、周辺機器、メモリー・インターフェイスで構成される Arm ベースのハード・プロセッサー・システム (HPS) を、高帯域幅インターコネクター・バックボーンにより FPGA ファブリックと統合します。
温度範囲のサポート
Arria® V SoC FPGA HPS の概要
| デバイス | すべての Arria® V SoC FPGA デバイス (SX、ST) |
|---|---|
| プロセッサー | ARM* CoreSight* デバッグおよびトレース・テクノロジー搭載デュアルコア ARM* Cortex*-A9 MPCore* プロセッサー
|
| コプロセッサー | プロセッサーごとに VFP v3 倍精度浮動小数点ユニットを搭載した ARM NEON メディア処理エンジン、スヌープ制御ユニット (SCU)、アクセラレーター・コヒーレンシー・ポート (ACP) |
| レベル 1 キャッシュ | 32 KB L1 命令キャッシュ、32 KB L1 データキャッシュ |
| レベル 2 キャッシュ | 512 KB 共有 L2 キャッシュ |
| オンチップメモリー | 64 KB オンチップ RAM、64 KB オンチップ ROM |
| HPS ハード・メモリー・コントローラー | マルチポート SDRAM コントローラー (DDR2、DDR3、DDR3L、LPDDR2、およびオプションのエラー訂正コード (ECC) をサポート) |
| Quad SPI フラッシュ・コントローラー | SPIx1、SPIx2、または SPIx4 (Quad SPI) シリアル NOR フラッシュデバイスをサポート 最大 4 つのチップセレクト |
| SD / SDIO / MMC コントローラー | SD、eSD、SDIO、eSDIO、MMC、eMMC、および CE-ATA をサポート (DMA 内蔵) |
| NAND フラッシュ・コントローラー | 8 ビット ONFI 1.0 NAND フラッシュデバイスをサポート シングルレベル・セル (SLC) およびマルチレベル・セル (MLC) デバイス用プログラマブル・ハードウェア ECC |
| イーサネット・メディア・アクセス・コントローラー (EMAC) | 2 個の 10 / 100 / 1000 EMAC (RGMII 外部 PHY インターフェイスおよび内蔵 DMA) |
| USB On-The-Go (OTG) コントローラー | 2 個の USB 2.0 OTG コントローラー (ULPI 外部 PHY インターフェイスおよび内蔵 DMA) |
| UART コントローラー | 2 個の 16550 互換 UART |
| SPI コントローラー | 2 個の SPI マスター 2 個の SPI スレーブ |
| I2C コントローラー | 4 個の I2C |
| 汎用 I/O (GPIO) | デジタルデバウンスおよびコンフィグレーション可能な割り込みモードを備えた最大 71 個の GPIO および 14 個の入力専用ピン |
| DMA コントローラー | 8 チャネル DMA 31 個のペリフェラル・ハンドシェイク・インターフェイスによるフロー制御をサポート |
| タイマー | 各プロセッサー専用のインターバル・タイマーおよびウォッチドッグ・タイマー プロセッサー・サブシステム用グローバルタイマー 4 個の汎用タイマー 2 個のウォッチドッグ・タイマー |
| 最大 HPS I/O 数 | 208 |
| HPS フェーズ・ロック・ループ (PLL) 数 | 3 |
エコシステム
インテル® SoC FPGA は Arm プロセッサーを搭載し、Arm エコシステムの強みを継承しています。インテルとエコシステム・パートナーは、各開発ニーズに応じて幅広い選択肢を提供します。 オペレーティング・システム、開発ツール、IP コア、専門性の高いサービスに関して、多数の選択肢を用意しており、その多くをエコシステム・パートナーが提供しています。
オペレーティング・システム
Arria® V SoC FPGA は、高度なハイパフォーマンス・マルチコア ARM* Cortex*-A9 MPCore* プロセッサーを搭載しています。このプロセッサーは、使用可能なコアの中の 1 つで動作する単純なベアメタル・アプリケーションから、高帯域、低レイテンシーのリアルタイム動作まで、さまざまな機能に使用できます。
開発ツール
JTAG デバッガーとインストラクション・トレース機能を含むプロフェッショナル開発ツール。
IP コア
インテル® SoC FPGA は、幅広いインテル® FPGA とサードパーティーのソフト Intellectual Property (IP) コアによりサポートされています。こうした IP ブロックは、SoC FPGA デバイス上の FPGA でのインスタンス化が可能です。
Nios® II ソフトコア・プロセッサー
Nios® II プロセッサーは、世界で最も汎用性に優れたプロセッサーであり (ガートナー調べ)、FPGA 業界で最も広く利用されているソフトコア・プロセッサーです。
デザイン・サービス・ネットワーク
デザイン・サービス・ネットワーク (DSN) パートナーは、製品開発のニーズ、開発リスクの低減、開発製品の市場投入期間の短縮といった要求をサポートするための幅広いデザインサービス、IP、製品を提供しています。
ボード
インテル® SoC FPGA ベースのボードは、インテルおよびエコシステム・パートナーから入手できます。ボードには、スタンドアロンとシステム・オン・モジュール (SoM) があります。
用途
ワイヤレス通信
リモート・レディオヘッド、RF カードおよびチャネルカード、モバイル・バックホール。
ワイヤーライン通信
20G/40G ブリッジングおよびスイッチング、20G パケット処理、ギガビット対応受動光ネットワーク (GPON)
放送機器
デジタル変調装置 (EdgeQAM、衛星および地上波放送など)、業務用音響 / 映像 (A/V) 切り替え、ビデオ会議、PCIe キャプチャーおよびカメラ
コンピューター & ストレージ
カスタムストレージ、フラッシュ・メモリー・キャッシュ、プラグインカード
軍事
誘導管制、戦術電子戦、カスタムストレージ、電気光学 / 赤外線 (OR/IR) システム
デザインツール
インテル® Quartus® Prime 開発ソフトウェア・スイート
インテル® Quartus® Prime 開発ソフトウェア・スイートは、インテル® SoC FPGA を使用した開発に必要な機能をすべて備えています。GUI とアイデアの実現を支援するテクノロジーを備えた完全な開発パッケージです。インテル® Quartus® Prime 開発ソフトウェアには、デザイン構築を容易にするために以下の生産性ツールが含まれています。
- インテル® FPGA SDK for OpenCL テクノロジー
- プラットフォーム・デザイナー (旧 Qsys)
- システム・コンソール・デバッグ・ツールキット
- トランシーバー・ツールキット
- タイミング・アナライザー
- 消費電力アナライザー
インテル® SoC FPGA エンベデッド開発スイート
下記を含む包括的なツールスイートであるインテル® SoC FPGA エンベデッド開発スイート (SoC EDS) を使用して、ファームウェアとアプリケーション・ソフトウェア開発をすぐに始めることができます:
- 開発ツール
- ユーティリティー・プログラム
- ランタイム・ソフトウェア
- アプリケーション例
SoC EDS の中核は、ARM* Development Studio 5* (DS-5*) インテル® SoC FPGA Edition です。このツールキットは、Arm DS-5 の先進的なマルチコアデバッグ機能と FPGA との対応性を兼ね備えており、チップ全体のデバッグにおける卓越した可視性と制御性を実現します。
その他のリソース
開発ボード、Intellectual Property (IP)、サポートなど、インテル® FPGA デバイスに関するその他のコンテンツをご覧ください。
サポートリソース
トレーニング、ドキュメント、ダウンロード、ツール、サポートオプションのためのリソースセンター。
開発ボード
インテル® FPGA とそのパートナーは、FPGA の設計プロセスを加速する、さまざまな開発ボードやハードウェア・ツールを提供しています。
知的財産
インテル® FPGA IP ポートフォリオは、ソフトおよびハードの IP コアの組み合わせとリファレンス・デザインにより、多様なアプリケーションに対応します。
デザインツール
ハードウェア・エンジニアやソフトウェア開発者が FPGA デザインを作成する際に役立つソフトウェアと開発ツールを紹介します。
セールスへのお問い合わせ
インテル® FPGA 製品の設計やアクセラレーションのニーズについては、セールス担当者までお問い合わせください。
製品コード
インテル® FPGA の部品番号 (プリフィクスやパッケージコードなど) について紹介します。
購入情報
インテルの正規販売代理店までお問い合わせください。