インテルのディスクリート・モバイル・グラフィックス・ファミリーが登場

インテル初のグラフィック・プロセッシング・ユニットとなるインテル® Arc™ A-シリーズを搭載したノートPCが発売開始、デスクトップやワークステーション向けグラフィックス製品も年内に登場

インテル コーポレーションは数十年にわたり、PCプラットフォームのイノベーションをリードしてきました。数十億もの人々にコンピューティング能力を提供するCPUを何世代にもわたり提供してきたことに加え、USBやThunderbolt™、Wi-Fiなどの技術を通じて、コネクティビティーを進化させてきました。また、PCエコシステムと連携して、画期的なPCIアーキテクチャとインテル® Evo™プラットフォームを開発し、モバイル製品の可能性を広げてきました。

世界中の職業人や一般消費者、ゲーマー、クリエイターの間でコンピューティングへの要望が高まり続ける今、インテルはこの要望に応えるPCプラットフォームのイノベーションを提供できる唯一無二の存在です。そして今、私たちは新たに大きな一歩を踏み出しました。

詳細情報: Intel Arc Graphics (Press Kit) | Intel Launches Arc A-Series Discrete Graphics Family for Mobile (Fact Sheet) | Tech Minute: Intel’s Arc Graphics Explained in 60 Seconds (Video)

本日、インテルはインテル® Arc™ グラフィックス・ファミリーのノートPC向け製品を正式に発表し、インテル® プラットフォームを完成させました。この製品は、インテル® Arc™ A-シリーズ・グラフィックス・ポートフォリオのノートPC向けディスクリート GPUの第一弾であり、これに続きデスクトップおよびワークステーション向け製品が今年後半に発売される予定です。製品紹介の動画や詳細情報、技術デモは、ニュースルームよりご覧いただけますが、インテル® Arc™ プラットフォームと A-シリーズ・モバイル GPU ファミリーのハードウェアやソフトウェア、サービス、そしてこの製品が提供する究極的な高性能グラフィックス体験を簡単に説明します。

  • • インテル® Arc™ グラフィックス搭載の新しいノートPC: インテルは大手システム・メーカーと連携し、インテル® Arc™グラフィックスと第12世代 インテル® Core™プロセッサーを搭載し、ゲーミングやコンテンツ制作向け機能を新たに強化したノートPCを共同開発し、素晴らしい製品ラインアップを揃えました。インテル® Arc™ 3 グラフィックスを搭載した多くの新システムは、インテル® Evoプラットフォームを象徴する応答性、バッテリー寿命、Wi-Fi 6を備え、薄型軽量フォームファクターを実現しています。インテル® Arc™ 3 グラフィックスを搭載したノートPCは、1080pで楽しめるゲーミングや高度なコンテンツ制作を可能にし、インテル® Arc™ 5/インテル® Arc™ 7グラフィックスを搭載したノートPCは、同様の最先端のコンテンツ制作能力に加え、向上したグラフィックスと演算性能を提供します。インテル® Arc™3 グラフィックスを搭載した最初のノートPCは現在予約受付中で、インテル® Arc™ 5/インテル® Arc™ 7グラフィックスを搭載したより強力なシステムも今年初夏に登場する予定です。
  • ノートPCプラットフォームの可能性を解放:インテル® Arc™ A-シリーズ GPU ならびにグラフィックスの革新に向けたプラットフォーム・レベルでのアプローチを採用したシステム製品の基盤は、ゲーマーとクリエイター向けに設計された新しい インテル® Xe HPG マイクロアーキテクチャー(Xe HPG)です。Xe HPGには、インテル XMX AIエンジンを搭載した強力なXeコア、レイトレーシング用のハードウェア・アクセラレーションに対応したDirectX 12 Ultimateに最適化されたグラフィックス パイプライン、現在および将来のクリエイター・ワークロードの迅速な処理を念頭に調整が施されたXe Media Engine、そしてDisplayPort 2.0 UHBR10対応のXe Display Engineなど、数多くの優れたテクノロジーが実装されています。
    • インテル® Xe Matrix Extensions(XMX) AI エンジンは、AI ワークロードを加速させる高いコンピュート能力を提供します。これらのAIエンジンは、従来のGPUベクトルユニットと比較して、AI推論演算の実行で16倍の演算能力を持ち、オフィス、ゲーミングおよびクリエイター向けアプリケーションのパフォーマンスを向上させます。
    • Xe Super SamplingXeSS)は、インテル® Arc™ グラフィックスのXMX AI エンジンを活用し、高性能かつAIアクセラレーションによるアップスケーリングを可能にします。XeSSは、ディープラーニングを利用して、ネイティブの高解像度画像のレンダリングに極めて近い品質の画像を合成できる新しいアップスケーリング技術です。XeSSは今夏に登場し、Arc™ Aシリーズ・グラフィックスを搭載したすべての製品で導入される予定です。
    • インテル® Arc™ A シリーズ・グラフィックス は、業界で初めて、エンコードとデコードの両方に対応した完全な AV1 ハードウェア・アクセラレーションを提供し、同じインターネット帯域幅で、より高速なビデオエンコードと高品質のストリーミングを実現します。業界パートナーとの協力により、現在利用できる人気のメディア・アプリケーションの多くでAV1サポートがサポートされ、今年中にさらに多くの対応が見込まれています。AV1コーデックは、ビデオ・エンコーディングとストリーミングの未来を大きく変えるでしょう。
    • インテル® Arc™ グラフィックスとインテル® CPU および統合グラフィックスがシームレスに連動し、ゲーミングやクリエイティブ、ストリーミングなどのワークロードで一層のパフォーマンス向上を実現させるために、インテル® Deep Link 技術を統合しました。インテル® Deep Linkは、動的な電力共有を可能にし、プラットフォーム全体に電力をインテリジェントに配分して、クリエーションや膨大な演算処理が求められるアプリケーションのパフォーマンスを最大30%向上させます*1。ハイパー・エンコードおよびハイパー・コンピュートにより、トランス・コーディングやAIタスクにおけるマルチエンジンによるアクセラレーションを可能にします。詳細は、製品ファクトシートよりご確認ください。
  • コミュニティーの利用体験:インテル® Arc™ グラフィックスは、 PCの単なるハードウェアの1コンポーネントではありません。コミュニティーが想像力を発揮し、プレイできる入り口になります。 私たちは、Day0 Game Ready ドライバの提供に注力する専門チームを有しています。このドライバは、新しいオールインワン・ハブとなるインテル® Arc™ コントロール・インターフェースを利用し、ゲーム体験の実現を完全にコントロールできようにします。インテル® Arc™ コントロールには、カスタム・パフォーマンス・プロファイル、内蔵ストリーミング・プレーヤー、仮想カメラ、ダウンロード可能な統合Game ONドライバ、自動ゲームキャプチャーなどが含まれています。このアプリは、インテル® Iris Xe グラフィックスとインテル® Arc™ グラフィックスをサポートし、統一されたソフトウェア体験を提供します。開発パートナーとの協力を通じて、インテルは最適化されたゲームやマルチメディア・アプリケーションのラインアップを拡充させており、今回の製品発表のバンドルとしてディスクリート・グラフィックスのユーザーはこれらのアプリケーションを利用できるようになります。バンドルされるアプリは、システムや地域によって異なりますが、ゲーマー向けおよびクリエイター向けの最初のバンドル・アプリは、Aシリーズを搭載したモバイル製品の発売と同時の4月に提供開始される予定です。私たちの目標は、1年365日を通して、コミュニティーに新しく楽しいものを届けることです。Intel Insider Discordへの参加をお待ちしています。

今後の展望

今日、私たちは新たな一歩を踏み出しました。新機能の拡充や拡大し続けるエコシステムの提供など、年間を通じてインテル® Arc™ グラフィックスは改良と進化を続けていきます。そして、デスクトップ・エンスージアスト向けのインテル® Arc™ グラフィックスの外付けカードが今夏に登場する予定です。2

今回発表できたことを、私たちは大変嬉しく思っており、皆さんもそうであることを願っています。インテル® Arc™ グラフィックスにとって大きな一年になります。

ロジャー・チャンドラーは、インテル・コーポレーションの副社長 兼 グラフィックス&ゲーミング本部長です。

1 Performance varies by use, configuration and other factors. Learn more at www.Intel.com/PerformanceIndex (graphics and accelerators). Results may vary.

2 All product plans and roadmaps are subject to change without notice.