最新情報：インテルは本日、これまで開発してきた中でも最強のデスクトップ・ワークステーション・プロセッサーとなるインテル® Xeon® w9-3495X プロセッサーをトップエンドに、デスクトップ・ワークステーション向けの最新インテル® Xeon® W-3400/W-2400 プロセッサー（開発コード名：Sapphire Rapids）を発表しました。プロフェッショナルのクリエーターを意図して設計されたこの最新インテル® Xeon® プロセッサーは、メディアやエンターテインメント、エンジニアリング、データ・サイエンスといった幅広い分野のプロフェッショナル・ユーザーに卓越したパフォーマンスを提供します。インテル® Xeon® W-3400/W-2400 プロセッサーは、新たなコンピューティング・アーキテクチャーの飛躍的進歩により、コアをさらに高速化し、エンベデッド・マルチダイ・インターコネクト・ブリッジ（EMIB）のパッケージング技術を進化させ、かつてない拡張性によりパフォーマンス向上を実現します。
「インテルは、20年以上にわたり世界中のプロフェッショナルPCユーザーに、インテルの高性能コンピューティングと極めて堅実な安定性を兼ね備えた最高品質のワークステーション・プロセッサーを提供することに貢献してきました。今回リリースする最新のデスクトップ・ワークステーション向けインテル® Xeon® プラットフォームは、プロのクリエーター、アーティスト、エンジニア、デザイナー、データ・サイエンティスト、パワーユーザーのイノベーションと創造性における可能性を最大限に引き出すことに特化し、最も要件の厳しい現在のワークロードだけでなく、未来のプロフェッショナル・ワークロードへの対応も見据えて設計されました」
重要な理由：インテル® Xeon® W-3400/W-2400 プロセッサーは、コンピューティングの未来を見据え、プロフェッショナル・ユーザーが今必要としている、ハイエンドのコンピューティング基盤を構築します。DDR5 RDIMMメモリー、PCIe Gen 5.0、Wi-Fi 6Eをサポートし、未来の演算ワークロードに求められるプロフェッショナル要件を満たす最先端のプラットフォーム・テクノロジーを提供します。さらに、インテル® vPro® Enterprise テクノロジーに対応し、誤り訂正符号（ECC）メモリーと信頼性/可用性/保守性（RAS）テクノロジーを連動してワークステーションの稼働時間が最大化されるため、プロフェッショナル・ユーザーはワークフローの中断を心配する必要がありません。
画像はすべて最新のデスクトップ・ワークステーション向けインテル® Xeon® w9-3495X プロセッサー。写真はデスクトップ・ワークステーション向けインテル® Xeon® W プロセッサーのバッジ。2023年2月15日、インテルは、プロフェッショナルのクリエーターを意図して設計された、デスクトップ・ワークステーション向けの最新インテル® Xeon® W-3400/W-2400 プロセッサーを発表しました。(Credit: Intel Corporation)
写真はデスクトップ・ワークステーション向けインテル® Xeon® W プロセッサーのバッジ。2023年2月15日、インテルは、プロフェッショナルのクリエーターを意図して設計された、デスクトップ・ワークステーション向けの最新インテル® Xeon® W-3400/W-2400 プロセッサーを発表しました。(Credit: Intel Corporation)
主な仕様：1つのソケットに最大56コアを実装するトップエンドのインテル® Xeon® w9-3495X プロセッサーは、再設計されたメモリー・コントローラーと大容量化したL3キャッシュを特長とし、前世代と比べてシングルスレッド性能を最大28%1 マルチスレッド性能を最大120%2 向上させます。また、インテル® ターボ・ブースト・マックス・テクノロジー 3.0により最大4.80GHzの動作周波数を実現し、プロフェッショナル・ユーザーが日常的に実行するワークロードに驚異的な演算パフォーマンスをもたらします。
そのほかにも次のようなプラットフォーム機能が備わっています。
- パフォーマンス向上とデータ管理の効率化を図る最大105MBのL3キャッシュ
- 8チャネルのDDR5 RDIMMメモリーをサポートし、最大4TBのメモリー容量を実現するほか、メモリー帯域幅の拡大によって、大容量データセットとメモリー負荷の高いワークロードを処理可能
- 重要データの完全性とシステムの信頼性を高める、誤り訂正符号（ECC）メモリーと信頼性/可用性/保守性（RAS）テクノロジー
- インテル® Xeon® W-3400 プロセッサーは最大112レーン、インテル® Xeon® W-2400 プロセッサーは最大64レーンのPCIe Gen 5.0接続をCPUチップに内蔵し、複数のGPU、SSD、ネットワーク・カードとの接続が可能。プロフェッショナル用途に構成の柔軟性を提供し、次世代タスクの要件を満たします。
- 最新のネットワーク・コネクティビティーを実現する内蔵のインテル® Wi-Fi 6E
- 業界初のDDR5 XMP 3.0 RDIMMメモリーによるオーバークロック機能を含めた、プロセッサー・オーバークロックの包括的サポート3
- 第3世代インテル® ディープラーニング・ブースト（AMX、Bfloat16）が、ディープラーニングのアクセラレーションを大幅に効率化し、AIの学習処理と推論を高速化
- ハードウェア支援型セキュリティー機能の強化、ファームウェアのバージョン制御、リモートの運用管理などを可能にするインテル® vPro® Enterprise テクノロジーが、大規模な企業環境でのシステム導入にかかる負担を軽減
提供開始スケジュール：ワークステーション向けインテル® Xeon® W-3400/W-2400 プロセッサーは、業界パートナーの先行予約が2月15日から、搭載システムの提供が3月に開始となる予定です。インテル® Xeon® W プロセッサー・ファミリーの希望小売価格は、インテル® Xeon® w3-2423 プロセッサーが359米ドル～、トップエンドのインテル® Xeon® w9-3495X プロセッサーは5,889米ドルを予定しています。
その他の関連資料：デスクトップ・ワークステーション向けインテル® Xeon® プロセッサー（プレスキット）
The Small Print:
As of January 2023, the "Ultimate Solution for Professionals" claim is based on overall experience enabled by unique features and impressive performance of the Intel® Xeon® w9-3495X processor, including in comparison to prior generation and competition's workstation processor offerings. See intel.com/performanceindex for details. Results may vary.
1 Based on SPEC CPU 2017_Int (1-copy) using Intel validation platform comparing Intel® Xeon® w9-3495X (56c) versus previous generation Intel® Xeon® W-3275 (28c).
2 Based on SPEC CPU 2017_Int (n-copy) using Intel validation platform comparing Intel® Xeon® w9-3495X (56c) versus previous generation Intel® Xeon® W-3275 (28c).
3 Altering clock frequency or voltage may void any product warranties and reduce stability, security, performance, and life of the processor and other components. Disabling Windows services or features may affect the functionality of other applications.