データのビッグバン
IoT は爆発的な広がりを見せています。IoT は、極小のチップから巨大なマシンまで、膨大な数のスマートデバイスで構成され、ワイヤレス・テクノロジーを活用して相互に (ヒトとも) 対話を行います。IoT 分野は急成長を遂げつつあり、2006 年には 20 億台だったオブジェクト数が 2020 年には 2,000 億台に増えると予測されています。1 これは、地球上の人々が、1 人当たり 26 個のスマート・オブジェクトを所持するということになります。
ワイヤレスのモノはどこに存在する?それはなぜ?
IoT スマートデバイスというと、家庭や電話機の中にあるというイメージですが、実際には、ほとんどのスマートデバイスは工場、企業、病院に存在しています。これはなぜでしょうか? こうした業種では、スマート・オブジェクトがもたらすデータが、在庫の追跡、機器の管理、効率の向上、コストの節約、さらには救命にとって不可欠だからです。2025 年には、世界における IoT テクノロジーの総価値は、6.2 兆米ドルに達すると見込まれています。そして、そのほとんどは医療 (2.5 兆米ドル) 、製造 (2.3 兆米ドル) 分野からもたらされます。2
多様なスマート・オブジェクト
loT では、多種多様なオブジェクトが相互に接続されます。
小さなモノ: スマートダスト
1 粒の砂よりも小さいコンピューターをあらゆる場所に噴霧したり、注入することで、土壌の化学物質を計測したり、人の体内の問題を診断できます。
大きなモノ: 都市全体
アイルランドの首都ダブリン市では、市全域に設置している固定式センサーやモバイルセンサーを通じ、リアルタイムで街の状態を把握できます。これよって、さまざまな危機や災害時に、市による迅速な対応が可能になります。
身近にあるモノ
新たに登場したモノ
デジタルロック
スマートフォンを使用して、リモートからドアの施錠や開錠が可能となります。キーコードの変更によって、従業員やゲストに対するアクセスの許可または制限を即座に切り替えられます。
スマートビル
サウジアラビアとサンサルバドルに拠点をかまえる Smart Buildings Institute によると、新世代のスマートビルでは、所有者や居住者は、「運用、エネルギー、快適性に影響するビルのすべての側面を監視、管理、維持する」ことが可能になります。3
実現が待ち望まれるモノ
人とマシンの思考の融合
現在、loT デバイスによって人体のデータを収集することは可能ですが、新たな研究では、人が思考によって機器を制御する能力、そして機器と人の相互制御のテストが行われています。この未開拓のワイヤレス機能には、人々の生活を変え、より多くの命を救うような進歩をもたらす可能性があります。
ヒトの意思によるコントロールについて
手を使わず、思考によってコンピューターを自由に制御できるようになる日も、そう遠くないかもしれません。
われわれはロボット
将来、相互に接続されたロボットが、互いに学びあい、連携して効率性を高め、科学的な問題を解決できるようになります。
ロボットについて
掃除機の「ルンバ*」のような個人用のロボットを持っていますか。まだ、1 台も持っていないならば、その理由は何でしょうか?
IoT の Facebook*
TechCrunch は、loT の分野で最も重要なのは、「IoT の業種別アプリケーションの構築基盤となるソフトウェア・プラットフォームである」と述べています。 SmartThings や Ninja Blocks だけでなく、Evrythng も中核プラットフォームとしての役割を担いつつあります。同社は自らを「IoT の Facebook*」4 と呼んでいます。
すべてのモノがうまく機能するのか?
現在、IoT デバイスの通信方法は多様化しています。これらすべてを「モノの Facebook*」で本当に統一できるでしょうか。