最新の飲食業向け POS でサービスを向上

飲食店の成長に焦点を当てて設計されたポイント・オブ・セールス (POS) システムが接客と迅速なサービスの提供をサポートします。

飲食業向け POS システムの導入 :

  • 速くてシームレス、そして正確な注文を期待するお客様の要望が、未来の飲食業向け POS システムの原動力です。

  • POS システムには、飲食業界のビジネスニーズへの対応とともに、お客様それぞれの嗜好に合わせた操作性も求められています。

  • インテル® テクノロジー搭載プラットフォームなら、複数のシステムを管理でき、複数のクライアント・デバイスを動作させる際の課題も解消できます。

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飲食業向け POS がもたらす価値

これまでの飲食業向け POS システムでは、1 台の中央ターミナルとやり取りを行うサーバー群を必要とするため、セルフ形式の飲食店 (QSR) では注文を受けるカウンターの後ろにサーバーを設置する必要がありました。最近では、飲食業向けの POS はデスクトップ型の POS ソリューションからセルフサービスのキオスクまで、お客様とのさまざまな接点で動作しています。こうした新しいタイプの POS システムは、以下のような項目の実現を容易にします。

  • お客様体験の向上 : 優れたサービスを提供する企業に、消費者は平均 70% 多く支出しています。1 最適な飲食業向け POS システムはお客様の期待どおりの利便性を提供するため、お客様は繰り返し来店するようになります。
  • 新メニューのプロモーション強化 : セルフオーダー形式のキオスクなどで使用されるセルフサービス向けの POS は簡単にメニューを更新でき、新メニューはお客様の興味を引きつけることができます。
  • ロイヤルティー特典の提示によるリピーターの獲得 : 米国の消費者の多く (65%) は、少なくとも 1 つの飲食店でロイヤルティー・プログラムのメンバーになっています。2 POS システムを活用すれば、お客様をロイヤルティー・アカウントに結びつけることも容易になり、リピーター獲得の効果も期待できます。

最新の飲食業向け POS システムなら、お客様とブランドとのつながりを強化し、それによってロイヤルティーの獲得と将来的な収益の増大につなげることができます。

最適な飲食業向け POS の選択

最適な POS システムを選ぶことが、スムーズな飲食店の運営を維持するためには重要です。最新の POS はスタイルや機能も幅広く、さまざまなフォームファクターがあり、カウンターに置く一体型システムから、お客様が自分で注文するセルフサービス形式のキオスクまで、あらゆるタイプがそろっています。こうしたシステムにはすべて、「お客様の体験を向上する」という同じ目的があります。

飲食業の中でも特にファストフードやセルフ形式の飲食店で、セルフオーダー形式のキオスクに注目するのには理由があります。ある調査では、飲食店を利用する 4 人に 1 人が過去 3 カ月以内にセルフオーダー形式のキオスクを使用し、キオスクがあればもっと頻繁に飲食店を利用するようになるとの回答が過半を占めていることが分かっています。3

優れたサービスを提供する企業に、消費者は平均 70% 多く支出しています。¹

セルフオーダー形式のキオスク

セルフ形式の飲食店 (QSR) ではセルフオーダー形式のキオスクによって、メニューの選択から注文、支払いにいたるまで、すべてをスピーディーに行えるようになり、お客様が長い待ち行列でフラストレーションを感じることもなくなります。このようなキオスクでは、お客様の満足度の向上や収益の増加といった具体的な成果を得ることができます。例えば、お客様がデザートを注文する確率が 2 倍になるなどです。4 さらに、セルフオーダー形式のキオスクではお客様が注文する金額の合計が 20 ~ 30% 増加することが示されています。5

また、キオスクを設置することで店舗スタッフの手が空くため、繰り返しの単純作業から、お客様のニーズにリアルタイムで対応するアンバサダーとしてのサービス提供へ移行することができます。

次世代のセルフオーダー形式のキオスクには、カメラと AI によるコンピューター・ビジョンを組み合わせた新たな可能性のかたちが搭載されています。例えば、怒りやフラストレーションを検出することによってアラートを発動し、店舗スタッフをお客様のサポートへ向かわせることも可能です。インテル® ディストリビューションの OpenVINO™ ツールキットにより、インタラクティブなキオスクにコンピューター・ビジョンに対応した機能を簡単に組み込むことができます。

飲食業向けクラウド POS

最新の POS システムの多くにはクラウド・コンピューティングの要素が備わっているため、オンラインの体験と飲食店内での体験を融合し、さらに俊敏性に優れたサービスを提供することができます。クラウドベースのアプリケーションはモバイル POS またはシンクライアント・デバイス上で動作し、ソフトウェア・アップデートは自動的にすべてのデバイスにプッシュ配信されます。従来のシステムと比べてクラウドベースのアプリケーションはほとんどの場合、コスト効率に優れており、複数のロケーションに分散したデバイスすべてにアクセスしやすいため、アップデートも容易です。

ソフトウェアと POS

今後の飲食業の成長で大部分を占めるのは、モバイルからの購入やサードパーティーによるデリバリーサービスなど、オフプレミスの注文だと見られています。クラウドとオンプレミスの両方における強力なテクノロジー基盤が、消費者のモバイルデバイスから飲食業向けの POS、キッチンのディスプレイ・システムにいたるまで、メニューの同期や注文管理をスムーズに動かしています。

飲食業向けの POS ソフトウェアをテーブル管理、注文管理、その他のソフトウェアと組み合わせて使用することもできます。仮想化とコンテナーにより、これらのアプリケーションを同じ POS デバイス上で容易に実行できるようになり、追加のハードウェア導入や統合も必要ありません。

インテル® テクノロジー搭載の飲食業向け POS ソリューション

インテル® Core™ プロセッサー・ファミリーは据え置き型端末からセルフオーダー形式のキオスクまで、幅広い POS フォームファクターに必要な性能と信頼性を提供します。

インテル® vPro® プラットフォーム上のプロセッサーにより、ハードウェア支援型セキュリティー機能やリモート管理機能も利用できます。

いついかなる時でも、お客様はスピーディーなサービスとスムーズな支払いを期待しています。インテルは効率的な導入と信頼できるパートナー・ソリューションにより、飲食業のデジタル・トランスフォーメーションをサポートしていきます。