高速レスポンスを実現し早期の医療診断に貢献
1943 年開院の群馬大学医学部附属病院は、731 床の病棟と1,800 名を超えるスタッフを擁し、北関東有数の拠点病院として、多くの外来患者と入院患者の診療を行っています。同院の病院システムの企画・研究・開発と、統合的な管理や運用を担っているのが、システム統合センターです。
センター長の斎藤勇一郎氏は「病院職員が使いやすい病院情報システムの構築を目指して、臨床・研究・教育の3 つを主軸に活動しています」と語ります。同院では、2009 年に電子カルテシステムを導入しましたが、2015 年頃にはデータ量や同時アクセス数の増大によるパフォーマンスの低下が課題となっていました。そこで、病院情報管理システムから、ネットワーク、周辺機器までを含めてすべて刷新。電子カルテシステムのストレージはすべて SSD 構成とし、サーバーやクライアント端末の内蔵ストレージに SSD を採用しました。