ゲームの作り方

必要なもの

  • ソフトウェア

  • Unity*

  • Unreal* Engine 4

  • ハードウェア

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ゲーム開発で最も広く使われている 2 つのエンジン、Unity* と Unreal* に関するこの概要を読んで、ゲーム制作のスタートを切りましょう。1 

ビデオゲームの開発方法

ビデオゲームは、シナリオ、音楽、デジタルアート、アニメーションなど、さまざまな芸術的表現のすべてをコードでつないで合成したものです。ゲームの作成方法を詳しく知りたい人にとっては、どこから始めればよいのかわからないことがあります。

うれしいことに、最近は PC を持っている人なら誰でもゲーム・クリエーターになることができます。ゲーム開発ツールが非常に利用しやすくなりました。多くの開発プラットフォームが無料でダウンロードでき、中にはプログラミング言語の深い知識やコーディングの経験を必要としないものもあります。

ゲーム開発者を目指しているのであればラッキーです。はじめに予想していたよりもはるかに簡単にゲームを制作できます。一部のゲーム開発者は、自分の好きなゲームを改変する方法を学ぶことから始めますが、今日のゲームエンジンは非常に優れているため、初心者でもゲームをゼロから作成できます。

大規模なゲーム開発スタジオの多くは、独自の開発エンジンを使用します。ただし、以下のリストのエンジンは、プロ級の体験ができる強力なツールであるだけでなく、初めてのプロジェクトに取り組んでいる人々にとっても大変適しています。

このページでは、最も広く使用されている Unity* と Unreal* Engine 4 の 2 つの開発プラットフォームについて説明します。どちらも初めてゲームを制作する際に使用できるツールです。3D モデルをデザインしたことや、コードを 1 行も記述したことがなくても、心配しないでください。インテルは誰でも独自のゲームを制作できると確信しています。

Unity* のご紹介

Unity* は、世界で最も広く使われているゲームエンジンの 1 つです。ゲーム開発者もデジタル・アーティストも利用しています。Unity* のエンジンを利用して制作されたゲームには、Hearthstone*、Cuphead*、Subnautica* などがあります。「Personal」プランのライセンスは無料ですが、「Plus」「Pro」「Enterprise」の各プランは有料です。

Unity* は、利用しやすさ、広範なドキュメント、クリエーターの非常に熱心で寛大なコミュニティーで最もよく知られています。さらに、Unity* ではクロスプラットフォーム開発環境が非常にシンプルなうえ、2D または 3D でゲームを開発するための専用インターフェイスにも対応しています。成長の余地を十分に残してくれていることからも、ビギナーにとって最適なプラットフォームとなっています。

Unity* の使用方法

Unity* のスクリプトは、汎用的なプログラミング言語の C# で記述します。コーディングの経験がない場合でも、Unity* にはスクリプトをゼロから作成する手順を示す多数のチュートリアルが用意されており、各チュートリアルは難易度別に分類されています。チュートリアルの多くは、本格的なゲームの制作を目的としているため、新しいコーディング概念を導入する際にも、成長過程にあるゲームデザイナーとして自信をつけるためにも最適です。また、Unity* のユーザーマニュアルには、役立つ情報、サンプル、チュートリアルの参照先などが満載されています。

さらに、コーディングについてより深いレベルまで学ぶことに興味がなくても、Unity* には、独自のゲームの制作を開始するために必要となるあらゆる構成要素 (3D/2D モデル、オーディオ、シェーダー、エディター拡張機能、テンプレート、スクリプト、その他のさまざまな便利なツールなど) が用意された非常に強力な素材ストアもあります。

とにかく、熱心なコミュニティーに関して、Unity* は非常に優れています。Unity* のオンラインハブでは、フォーラム、Q&A ベースのコミュニティー・サイト、ユーザーグループ向けのプラットフォームをホストしています。Unity* の包括的なドキュメントでも質問の答えがどうしても見つからない場合は、Unity* のウェブサイトの上部にある検索バーに、問題に関連するキーワードを入力するだけで、当面の問題に適切な解決策を示してくれる、Unity* ユーザーからの投稿が数多く表示されます。

スタート当初から、Unity* はゲーム開発の民主化に努め、あらゆるバックグラウンドを持つ人々が夢のプロジェクトを作成するために必要なツールにアクセスできるようにすることを目指してきました。趣味でゲームを制作する場合も、プロの開発者を目指している場合も、Unity* は優れたゲームを制作するために必要となる重要なリソースを提供する、初心者のための素晴らしいプラットフォームとなります。

インテルと Unity* のパートナーシップについての詳細 ›

Unreal Engine 4* のご紹介

Unreal* Engine は、Epic Games が所有し、Fortnite*、Gears of War*、Infinity Blade* といった、同社のゲームの開発に使用されています。このゲームエンジンは、エースコンバット 7* スカイズ・アンノウン、トロピコ 6*、Crackdown 3* など、昨年度の話題作だった PC ゲームの開発にも使用されました。Unreal* Engine 4 は 2015 年に無料でダウンロードできるようになりましたが、Epic* は市販されたゲームやアプリケーションの四半期ごとの総売上のうち、3,000 米ドルを超えた分に対して 5% のロイヤリティーを要求することになっています。2

Unreal* Engine は、AAA ゲームと同等のグラフィックスを生成する強力なエンジンとして広く認識され、GDC 2018 で披露された機能紹介リールがそれを証明しています。写真のようにリアルな顔のアニメーションから、複雑で物理的に正確なレンダリングまで、このエンジンには思わず圧倒される見事なビジュアルを再現する能力があり、

Unreal Engine 4* の使用方法

利用しやすい操作の簡単な UI と、独自のゲームの構成ブロックとして機能することも、単にプラットフォームの機能を示すこともできる便利なプロジェクト・テンプレートをいくつか備えています。Unity* と同様に、Unreal* Engine にも、完全なゲームを構築して販売するために必要なものがすべて揃っています。

このエンジンを使用するためには、熟練したプログラマーである必要もありません。Unreal* Engine には、「ブループリント・ビジュアル・スクリプティング」と呼ばれる、特に初心者にとって使いやすいシステムがあり、コードを 1 行も記述せずに、プロトタイプの作成やビジュアル化を迅速に行うことができます。通常、こういったツールやプロセスはプログラマーだけが利用できることを考えると、これは特に強力です。ブループリント・ビジュアル・スクリプティングにより、さまざまなバックグラウンドのデザイナーが、Unreal* Engine を使用してアイデアを実現できるようになります。

このシステムでは、ゲームプレイ要素を作成するために、「ノード」同士を接続することが可能です。各ノードには、別のノードに結び付けることができる関数、イベント、変数が含まれています。ビギナーにとっては、背後にあるコードを理解しなくても、ゲームデザインのコンセプトが分かるようになる便利なシステムでもありますが、

自分でスクリプトを記述する準備ができたら、Unreal* Engine は豊富な教育リソースに支えられたプログラミング言語の C++ がベースになっていると思い出してください。Unity* と同様に、Unreal* にもユーザー向けにさまざまな素材、プラグイン、その他のツールを提供するマーケットプレースがあります。

さらに、このエンジンが PC 用のゲームプレイに確実に最適化されるように、2018年にインテルは Unreal* とパートナーシップを締結。これまで、開発者はコンソール用のゲームをデザインすることが多く、PC プラットフォームの可能性は実質的に手付かずのままでした。インテルの支援により、Unreal* Engine は PC の処理能力を最大限に活用する能力を備えたゲームを開発できるようになったのです。これは、物理シミュレーション、AI、照明エフェクト、オーディオなどに影響します。

Unreal* には、グラフィックス機能、プロセッサーの最適化を含め、PC の総合的なパフォーマンスの限界を押し上げる可能性があります。特に、ブループリント・システムによる視覚的スクリプトが開発プロセスに適合するかどうか、調べてみる価値は絶大です。

インテルと Unreal* Engine 4 のパートナーシップについての詳細 ›

どちらを選ぶべき?

この 2 つのゲームエンジンは、使いこなせばどちらも非常に強力であり、ゲームデザイナーとしてのキャリアを同様にスタートできます。どちらも個人利用向けに無料でダウンロードできるので、両方を試してみて、どちらが自分のスタイルに合っているか確認することをお勧めします。

コーディングを初めて行う場合は、スクリプティング・システムで決めても構いません。C# に適した Unity* の方が理解しやすいと思ったら、Unity* を使用します。C++ ベースのブループリント・ビジュアル・スクリプティング・システムの方が自分に合っていると思われる場合は、Unreal* を使用してください。YouTube* や Udemy* のようなサイトには、両方のゲームエンジンのチュートリアルも多数アップされています。さまざまなチュートリアル・シリーズの紹介ビデオを見て、どちらの UI が使いやすそうか自分の目で確かめてください。

いずれにせよ、一度決定したら取り消すことができないというわけではありません。選択したエンジンがしっくりこない場合は、素材もデザインコンセプトも、もう一方のエンジンにいつでも移植できます。スクリプトの一部は書き直す必要があるかもしれませんが、そうすることで新しいエンジンの専門知識を深めることにもなります。

必要なもの

ありがたいことに、Unity* も Unreal* Engine 4 も、多種多様なマシン上で動作するように設計されています。最近は、ほとんどの平均的なデスクトップ PC またはノートブック PC 上でゲーム開発が可能です。ただし、プロジェクトの性質と範囲に大きく左右されるので注意が必要です。3D での開発は、2D での開発よりもはるかに高い負荷がかかります。PC が Unity* や Unreal* Engine 4 を実行できるからといって、独自の創造的プロセスに必要な完璧な体験になるわけではありません。

プロジェクトがどのようなものであっても、ゲーム開発における強力なプロセッサーの重要性を過小評価しないでください。マルチスレッド処理は、コンパイル時間とレンダリング時間の短縮に特に役立つため、シーンを急いでレンダリングする場合などに役立ちます。最新のインテル® Core™ i7 プロセッサー以上のご使用をお勧めします。コア数と処理スレッド数が多く、動作周波数が高いプロセッサーを利用することで、作成したゲームのレンダリングやコンパイルについて手持ち無沙汰で待つ時間を節約できます。

スタート準備完了

これで Unity* と Unreal* Engine 4 の知識は身に付きました。今すぐダウンロード・ページにアクセスしてください。手に入れない理由はないはずです。入門チュートリアルについて、各エンジンのドキュメントを参照することを強くお勧めします。セッションの終わりに、自分で作成したアプリケーションをビルドして実行できれば成功です。ゲームの作成方法がわかりましたね。さらに、ゲームを楽しくする方法の詳細については、ゲームデザインの初心者向けガイドをご覧ください。

免責事項

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インテル® テクノロジーの機能と利点はシステム構成によって異なり、対応するハードウェアやソフトウェア、またはサービスの有効化が必要となる場合があります。実際の性能はシステム構成によって異なります。絶対的なセキュリティーを提供できる製品やコンポーネントはありません。詳細については、各システムメーカーまたは販売店にお問い合わせいただくか、http://www.intel.co.jp/ を参照してください。