教員向けのインテル® Teach プログラム研修動画
次世代教育への支援
全世界で 20 年にわたり提供している教員研修プログラムであるインテル® Teach プログラムは、プロジェクト型学習を通して、ICT を利活用しながら 21 世紀型スキルを育成するための授業デザインや指導・評価手法を学ぶ教員研修プログラムです。日本でも、学習指導要領に合わせて多くの自治体・教育委員会と連携して提供してきました。
インテル® Teach プログラムの Master Teacher として、先生方に研修や授業デザインのノウハウを広めていらっしゃる講師による、実際の研修動画をご覧ください。
小・中学校教員向けのインテル® Teach プログラム
講師
札幌市立発寒南小学校 教頭
インテル® Teach Master Teacher
朝倉 一民様
#1 PBL の概要
これからの教育は教科の専門的な学習だけでなく、21 世紀型スキルを育成する教科横断的な学習が必要です。教科横断的な学習を展開するためには、子供が主体となって、チームで問題を解決していくプロジェクト型学習が適しています。
#2 PBL の授業デザイン
学習目標の設定は、学習指導要領と 21 世紀型スキルの側面を踏まえ、単元を通した学習課題を構造化し、実社会とつながり、多様な学びのある協働的な活動を設定する必要があります。また、形成的な評価を意識し、常に評価視点をもって指導に当たる必要があります。
#3 PBL における評価
評価は単元全体を計画的、戦略的に行う必要があり、形成的評価を行う場合には、常に教師側が評価視点を持つことが必要です。
子供たちの自己評価(ルーブリック)は継続することで主体的な活動につながります。子供たちの自己評価(ルーブリック)からの思考の変化や行動を支援し、評価の継続で活動の足跡を作ることができます。
#4 PBL における総合カリキュラム
PBL を学校全体のものにするためには授業観を変えるという意識で、カリキュラム化することが必要です。カリキュラムは総合の時間を足場にして、学校目標の重点や研究主題とからめて考えると効果的です。また、カリキュラムを作ることで、縦の系統性や横のテーマの広がりに気づくことができます。
中学・高等学校教員向けのインテル® Teach プログラム
講師
鳥取県教育センター教育企画研修課 係長
インテル® Teach Master Teacher
岩崎 有朋様
#1 PBL の考え方
良質な「問い」は生徒の活動の原動力になります。仕組まれた学習・お膳立てされた学習をすることで、やってみたいと思う自分事の学習となり、社会に出てからも必要だと思える手応えを生み出します。
#2 PBL の評価
良質な「問い」は生徒の活動の原動力となり、本質的な「問い」が社会との接続ポイントになります。多様な学びと多様な評価に対する柔軟性は単元ルーブリックという学びの指標になります。
#3 PBL と校内研究のつながり
校内研究を推進するためには、校内研究の組込みを全職員が共通の認識をする必要があります。スキルを活用するのは生徒であり、教科ごとの活動の中にスキル活用の価値をつける必要があります。
#4 PBL とカリキュラム・マネージメント
社会とつながるには社会に必要なスキルが必要にな、短期的な学力(学習指導要領の目標達成)や長期的な学力(将来的必要な汎用的な能力)といった力をつける必要があります。こういった 21 世紀型スキルを限られた時間の中で力を身に着けるには学校独自のカリキュラム・マネジメントが必要になります。