6 人の幼い生徒が教室のテーブルに座り、教師が 1 人の生徒の肩越しに作業の進捗を確認している

教育におけるタブレット PC: 学びを生徒の手の中に

タブレット PC と 2-in-1 は、幼い生徒にとって教育を独自のモバイル体験にして、あらゆる場所で学べるようにします。

教育用タブレットの要点

  • タブレットや 2-in-1 のタブレットモードは、基礎的な学習スキルや技術的なリテラシーを高められるため若い生徒にとって理想的です。

  • モバイルでタッチ対応のデバイスなら、生徒は教室の内外で、協働的で実践的な学習を行えます。

  • 教育用デバイスを選択する際は、最適な学習体験を提供し、テクノロジーへの投資を最大限活用するため、処理能力、フォームファクター、画面サイズ、重さ、画面の解像度、互換性、セキュリティー、運用管理性などの要素を検討してください。

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教室でタブレット PC を使用するメリット

タブレット PC や 2-in-1 のタブレットモードは、協調型の実践的な学習に取り組む 4~12 歳までの生徒にとって最適です。

  • モビリティーと耐久性。タブレット PC と 2-in-1 は柔軟性と耐久性が高いフォームファクターであるため、生徒はあらゆる環境で学べ、個人的な成長とグループ活動時におけるコラボレーションの両方を促進します。
  • タッチスクリーンとスタイラスによるインタラクティブ性。接触型のインターフェイスは、直接的なインタラクションや、データの収集、プレゼンテーション活動を通じて、資料の調査や探求をサポートします。魅力的な接触型のレッスンは、若い生徒たちが運動能力を養いながら課題を学ぶためにも役立ちます。スタイラスがあることで、生徒は手書きで文字、絵、スケッチ、またノートを取る練習もできます。
  • 長時間もつバッテリー。タブレット PC や 2-in-1 には長時間もつバッテリーが付属しており、教室や学習活動で一日中充電することなくデバイスを使用できます。
  • 学習ツールとしてテクノロジーに触れる。今日のデジタル環境において、また将来の仕事に必要なスキルを養う上で、テクノロジーに親しみ、習熟しておくことは必要不可欠です。タブレット PC や 2-in-1 は、テクノロジーを学ぶきっかけとしやすく、学校での学びが進むにつれてテクノロジーの習熟度を高めていくことができます。

教育用タブレット PC を選択する際の考慮事項

生徒向けの教育用タブレット PC を選択する際は、投資に対する汎用性と利便性を最大限に得るために考慮すべき要素がいくつかあります。

プロセッサーのパフォーマンス

教育用デバイスは、一般的な学習活動や利用方法を妨げなくサポートするために必要なレベルのパフォーマンスを発揮できることが重要です。教育でタブレット PC を利用する生徒は、インターネットやオンライン学習プラットフォームにアクセスする場合があります。タッチ、音声、テキスト、およびビデオベースの活動やゲームを行うことも、画像やビデオを内蔵カメラで撮影することもあります。

インテルは幅広いプロセッサーを提供しており、あらゆる年齢の生徒に強力なパフォーマンスの選択肢を提示できますが、インテル® Celeron® およびインテル® Core™ i3 プロセッサー・ファミリーは、少年少女の活動をサポートできると共に、生徒が育って、使用するプログラムやツールの複雑性が増してもそれをサポートできる適切な能力を備えています。

生徒の年齢や学年に合った典型的な利用法に基づく必要なプロセッサーのパフォーマンスについて、詳しくはこちら

フォームファクター

もう 1 つ検討すべき要素は、生徒に最適なフォームファクターです。タブレット PC か 2-in-1 デバイスを選びましょう。両方とも携帯可能なフォームファクターで、生徒が教室の内外で使用できます。そして 2-in-1 がタブレットモードになっているときは、両方とも同じシングルスクリーンで、タッチ操作可能です。

デバイスがどの年齢に、どのように使用されるかを考えれば、選択に役立ちます。タブレット PC は耐久性が高く、薄型軽量です。これはキーボードが付いていないからです。2-in-1 はより汎用性が高く、購入時からすぐに使えます。タブレットモードで動作し、キーボードが付属しているおかげで、キーボードとマウスの操作に簡単に切り替えられ、複雑なタスクにも対応できます。一部のタブレット PC は取り外し可能なキーボードと共に使用できますが、こうした柔軟性が必要な場合は、選択するタブレット PC が周辺機器の追加に対応していることを確認してください。デジタルペンとスタイラスは、どちらのフォームファクターでも使用できます。

適切なデバイスを選択するためのより詳細なヒントを読む

ディスプレイ画面

画面サイズも重要な考慮事項です。デバイスの画面は、教材が見やすく、インタラクティブ性を保てるほどの十分な大きさである必要があります。そうすることで、生徒はインタラクティブな授業から最大限のものを得ることができ、目が疲れる可能性も低くなります。1 同時に、画面が大きくなればデバイスの全体的なサイズと重さも増えます。タブレットや 2-in-1 を選択する際は、人間工学的に生徒の年齢に合った画面とデバイスのサイズを考慮します。

画面の解像度と明るさも、視力に影響します。2 インテル搭載の Windows デバイスでは、周囲の環境に合わせてディスプレイの明るさを自動的に調整する、自動輝度調整が利用できます。自動輝度調整機能は、消費電力を削減し、バッテリー持続時間を延ばすためにも役立ちます。

デバイス利用時間と学習のバランスについて学ぶ

内蔵カメラ

携帯性はタブレットデバイスの主な利点で、生徒はさまざまな環境で学べます。内蔵の World Facing カメラ (デバイスのどちら側からも画像をキャプチャできるカメラ) があるデバイスは、教室内のプロジェクトや野外のフィールドトリップなどの学習活動の一貫として画像やビデオを撮影する、あるいはプレゼンテーションを作成する際に、生徒にとっての柔軟性が最も高くなります。

互換性

取り外し可能なキーボードとの互換性の他に評価すべき要素は、頻繁に使用する周辺機器のサポートです。たとえばヘッドフォン、USB デバイス、外部ディスプレイ、その他教室で利用するテクノロジーで、デバイスが接続する必要のあるものを考慮に入れます。利便性のため、最も一般的に接続するものを接続できるポートがあるデバイスを選択するようにしてください。

接続性

テクノロジーを用いた学習にとって、ネットワーク接続の応答性と信頼性は必要不可欠です。インテル® Celeron® およびインテル® Core™ i3 プロセッサー・ファミリーを搭載したデバイスは、パフォーマンスが強力なだけではなく、インテル® Wi-Fi 6/6E (Gig+) にも対応しており、3 倍近い速度が実現でき3 (新しい 6GHz ネットワークでは最大 6 倍の速さ)、レイテンシーが最大 75 パーセント減少します。4リモート学習やハイブリッド学習時のビデオ会議に最適です。

セキュリティー

デバイスのセキュリティーはあらゆるデバイスにおいて重要ですが、特にタブレット PC や 2-in-1 のように、さまざまな環境で使用され、学校以外のネットワークに接続されるモバイルデバイスにとっては必須です。ウイルス、サイバー攻撃、悪意のある者からデバイスを守ることは、学びの中断を防ぎ、個人のプライバシーとデータを保護するために必要不可欠で、殊に 3 つに 1 つの教育用デバイスに機密データが含まれる状況下ではなおさらです。5

管理者および IT 意思決定者は、起こりうる幅広い攻撃に対して複数レベルの保護を行う、インテル搭載デバイスで提供されるような、ソフトウェア・ベースとハードウェア・ベースのデバイス・セキュリティー機能の組み合わせを考慮する必要があります。

運用管理性と修理のしやすさ

分散した教育用デバイスのフリートを扱うならば、安定性と信頼性の高いデバイスを選択することは必須です。また、デバイスを管理、保守、そして可能な限り速やかに修理できる方法について検討することも欠かせません。

教育用デバイスにおいて、インテル搭載コンポーネントは教育用途が求める堅牢性を満たすだけでなく、インテル搭載デバイスは耐久性が高くかつ修理しやすいように設計されています。これはデバイスの寿命を延ばし、電子廃棄物を減らして環境への負担を抑えることに貢献します。

よくある質問

タブレット PC や 2-in-1 のタブレットモードは、魅力的な接触型のやり取りにより、4~12 歳の生徒の基礎的な学習スキルや技術的なリテラシーを高めます。教育において、学習活動の幅広い領域にタブレットの用途を広げる方法がいくつかあります。例えば、オプションのスタイラスをスケッチやフリーハンドでの注釈に使用できます。ドキュメントの作成や簡単なプレゼンテーションを作成する生産性ツールの利用に対応するため、タブレット PC に取り外し可能なキーボードを追加できます。また、2-in-1 デバイスはキーボードとマウスを使った操作に簡単に切り替えられます。