インテリジェント・エッジ・デバイスで IoT の可能性を引き出す

モノのインターネット (IoT) 向けのテクノロジーにより、最先端かつ高速なビジネス・インテリジェンスを実現します。

エッジデバイスは、通常リアルタイムでデータを収集して、プロセス、顧客体験、および製品品質の向上に役立ちます。適切なテクノロジーを活用することで、エッジ・コンピューティングは、時間や場所を問わず、組織全体のインテリジェンスを強化します。

エッジデバイスとは

今日の企業は、データ生成場所のより近くに、分析とビジネス・インテリジェンスを拡張しています。エッジ・コンピューティング・ソリューションでは、モノのインターネット (IoT) デバイス、ゲートウェイ、コンピューティング・インフラストラクチャーを、データソース、システム、およびデータに基づいた意思決定を行う必要がある責任者にできるだけ近い場所に配置します。適切なテクノロジーを導入することで、エッジ・コンピューティングはプロセスの向上、タスクの自動化、より良い顧客体験の創出などを実現します。

エッジデバイスの種類

エッジデバイスはさまざまな目的に使用されるため、物理的形状および機能によって大きく異なります。インテリジェント・エッジ・デバイスは、RFID タグ、温度検出器、振動センサーを超える機能を提供します。これらのスマートデバイスには内蔵プロセッサーが搭載されており、オンボード分析や AI などの高度な機能に対応します。

例えば、製造で使用されるインテリジェント・エッジ・デバイスには、ビジョンガイド付きロボットや産業用 PC が含まれる場合があります。商用車両に組込まれたデジタル・コックピット・システムは、運転支援を提供します。病院では、患者を監視する機器がバイタルサインの変化を確認し、必要に応じて医療従事者に通知できます。スマートシティーでは、IoT デバイスを導入して気象条件や交通パターンを監視し、市民に公共交通機関に関するリアルタイムの情報を提供しています。

エッジデバイスとコンピューター・ビジョン

インテリジェント・デバイスにカメラとコンピューター・ビジョン機能を追加することで、システムはオブジェクトを「見て」、識別できます。このタイプの人工知能 (AI) は、さまざまな環境で高い価値を発揮。オブジェクトや人の識別、オーディエンスの統計的情報の分析、工業製品の検査などを迅速に行えるようになります。

マシンビジョンは、産業用 IoT (IIoT) で使用されるコンピューター・ビジョンの一種です。これらのソリューションは、機器や作業者を監視して、生産性および安全性を向上します。

例えば、工場では、マシンビジョンにより製品の検査を自動化して組立ラインを高速化が可能になり、各部署は確実に仕様に準拠できるようになります。欠陥のある製品には、従業員によるさらなる検査のためにフラグを付けることができます。

また、ビジョン・ソリューションは、企業のセキュリティーを支援したり、製造現場を監視して従業員の安全を確保したり、製造手順のボトルネックを特定したりすることもできます。

推定によると、2025年までに、全データの 55.6% が、セキュリティー・カメラ、RFID リーダー、産業機器、デジタルサイネージ、医療用インプラント、その他の接続機器などの IoT デバイスから取得されることが予想されます。1

ネットワークへのエッジデバイスの接続

多くのエッジデバイスは、ストレージと分析のために (エッジクラウドの一部として) エッジサーバーとデータを共有する必要があります。IoT データの送信と保護には、効率的で安全な接続が不可欠です。

ワイヤレスまたは 5G 接続により、エッジ・ネットワーク全体で高速なデータ交換を実現できます。エッジと IoT 向けのインテル® テクノロジーは、デバイスのプロビジョニングとネットワークへの接続を支援し、5G を活用して超高速で極めて低いレイテンシーを実現します。

エッジデバイス向けインテル®ハードウェアおよびテクノロジー:

最も効率的かつ経済的な IoT ソリューションの選択は、ビジネス上の課題によって決まります。適切なソリューションは、ワークロード・パフォーマンス、サイズ、電力の制約、および予算の要件を満たす必要があります。インテルは、エッジからクラウドまでの IoT ソリューションを実現して、さまざまなコンピューティングを提供し、企業による最大の投資収益率の実現を支援しています。

インテル® Core™ プロセッサー・ファミリーおよび Intel Atom® プロセッサー

インテル® Core™ プロセッサー・ファミリーは、キオスクや産業用 PC など、さまざまな種類の IoT デバイスをサポートするパワーと応答性を提供します。Intel vPro® プラットフォーム上の一部のインテル® Core™ プロセッサー・ファミリーでは、リモート管理機能を追加し、セキュリティー機能を支援します。

組込み機器向け Intel Atom® プロセッサーは、スマートカメラ、モバイル POS 機器、および消費電力が課題となるその他のエッジデバイスにバランスのとれたパフォーマンスと低消費電力をもたらします。

インテル® Movidius™ ビジョン・プロセシング・ユニット (VPU)

インテル® Movidius™ ビジョン・プロセシング・ユニット (VPU) は、コンピューター・ビジョンと AI ワークロードをサポートする、高速かつ低消費電力のパフォーマンスを提供します。これらの特別設計された VPU は、拡張または仮想現実システムやスマートカメラなどのデバイスにおけるディープ・ニューラル・ネットワークやコンピューター・ビジョン・アプリケーションのための、パラレル・プログラマビリティーとワークロード固有のハードウェア・アクセラレーションを可能にします。

インテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサー

エッジサーバーは、強力なデータ処理、分析、および AI 機能をデータ生成ポイントに近づけます。 インテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサーは、コンピューティング、ストレージ、メモリー、ネットワーキングをエッジで高速化するために必要な高いパフォーマンスと信頼性を提供します。

インテルのセキュリティー・テクノロジー

エッジベースのデバイスおよびシステムでは、機密性の高い個人情報を保護する必要があります。医療などの業界では、データ主権およびコンプライアンスが極めて重要です。

インテルの製品は、潜在的な攻撃面を保護するシリコン対応セキュリティー・テクノロジーを内蔵しており、高度なセキュリティーを提供するように設計されています。2 インテルのセキュリティー・テクノロジーは、シリコンを基盤として、エッジ、エンドポイント、データセンター、クラウド、ネットワークにいたる広範な製品ラインにより、お客様の頼りになるコンピューティング基盤を構築するため、共通のセキュリティー・アプローチを利用して、導入と統合を簡素化できます。

インテルのパートナー・ソリューション

インテル® IoT マーケット・レディー・ソリューションは、お客様の業界向けに設計された、拡張性と再現性に優れたエンドツーエンドのソリューションを提供します。

さらに、インテル® ネットワーク・ビルダーズ・エッジ・エコシステムは、エッジ中心のテクノロジーの開発、導入、および展開を促進し、ネットワーク・エッジおよびクラウド環境向けにテストおよび最適化されたソリューションへのアクセスを向上させます。

インテル® データセンター・ビルダーズは、データセンターを最新化するために、プロバイダーのグローバル・ネットワークを統合します。その結果、お客様のニーズに合わせて最適化されたソリューションとテクノロジーが実現します。

インテルとパートナー・エコシステムは、エッジ・コンピューティング、IoT、5G、AI のための包括的なテクノロジーを活用して、あらゆる場所で企業がインテリジェンスを達成できるよう支援しています。これにより、エッジデバイスからクラウドまで、最も必要とされる場所に強力な機能を導入して、運用と体験を変革できます。

エッジのテクノロジーおよびソリューションを発見する

モノのインターネットのリソースとテクノロジーを参照して、エッジ・コンピューティングがビジネス・インテリジェンスを強化する方法をご確認ください。

エッジ・コンピューティング

インテル® テクノロジーは、AI、分析、コンピューター・ビジョンをエッジに移動することで、真の分散インテリジェンスを実現します。

詳細情報

エッジクラウド

エッジでのクラウド・コンピューティングは、一元化されたクラウドサービスを補強し、包括的なエンドツーエンドのビジネスインサイトを提供します。

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コンピューター・ビジョン

AI 対応のコンピューター・ビジョン・システムは、オブジェクト認識やオーディエンス分析などを実行します。

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通知と免責事項

最適化に関する注意事項: インテル® のコンパイラーでは、インテル® マイクロプロセッサーに限定されない最適化に関して、他社製マイクロプロセッサーに対して同様の最適化を行えないことがあります。これには、インテル® SSE2、インテル® SSE3、インテル® SSSE3 命令セットなどの最適化が該当します。インテルは、他社製マイクロプロセッサーに関して、いかなる最適化の利用、機能、または効果も保証いたしません。本製品のマイクロプロセッサーに依存した最適化は、インテル® マイクロプロセッサーの使用を前提としています。インテル® マイクロアーキテクチャーに限定されない最適化の中にも、インテル® マイクロプロセッサー用のものがあります。この注意事項で言及した命令セットの詳細については、該当する製品のユーザー・リファレンス・ガイドを参照してください。注意事項の改訂 #20110804

インテル® のテクノロジーの機能と利点はシステム構成によって異なり、対応するハードウェアやソフトウェア、またはサービスの有効化が必要になる場合があります。実際の性能はシステム構成によって異なります。絶対的なセキュリティーを提供できる製品またはコンポーネントはありません。詳細については、各システムメーカーまたは販売店にお問い合わせいただくか、http://www.intel.co.jp/ を参照してください。

インテルはサードパーティーのデータについて管理や監査を行っていません。原典を確認し、ほかの情報も参考にして、参照しているデータが正確かどうかを確認してください。

Intel、インテル、Intel ロゴ、その他のインテルのマークは、Intel Corporation またはその子会社の商標です。

その他の社名、製品名などは、一般に各社の表示、商標または登録商標です。

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免責事項

1IDC ホワイトペーパー、協賛: Seagate「Data Age 2025」、2017年4月。
2絶対的なセキュリティーを提供できるコンピューター・システムは存在しません。詳細については、各システムメーカーまたは販売店にお問い合わせいただくか、http://www.intel.co.jp/ を参照してください。