Nios® Vプロセッサー・ソフトウェア開発者ハンドブック

ID 743810
日付 10/31/2022
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ドキュメント目次

9.3. MicroC/OS-II の Nios® Vプロセッサー実装

インテルは、 Nios® Vプロセッサー用の MicroC/OS-II カーネルの実装を有効にし、サポートします。インテルは、プラットフォーム・デザイナーから生成できる既製の動作する MicroC/OS-II デザインサンプルを提供します。

インテル MicroC/OS-II の FPGA 実装は、使いやすいようにデザインされています。 BSP プロジェクト設定を使用して、すべての RTOS モジュールのコンフィグレーションを制御できます。

カーネル機能を有効または無効にするために、ソースファイルを直接変更する必要はありません。それにもかかわらず、インテルは、調べたい場合に備えて、 Nios® Vプロセッサー固有のソースコードを提供します。MicroC/OS-II ソースコードは、次のディレクトリーにあります。

  • プロセッサー固有のコード: <Intel Quartus installation directory> /ip/altera/soft_processor/intel_niosv_m/UCOSII
  • プロセッサーに依存しないコード: <Intel Quartus installation directory> /nios2eds>/components/micrium_uc_osii

MicroC/OS-IIソフトウェア・コンポーネントは、SOPC Builderハードウェア・コンポーネントのドライバーのように動作します。MicroC/OS-II が Nios® Vプロジェクトに含まれる場合、components/micrium_uc_osiiのヘッダーファイルとソースファイルがプロジェクトパスに含まれ、MicroC/OS-II カーネルがプロジェクトの一部としてコンパイルおよびリンクされます。