Nios® Vプロセッサー・ソフトウェア開発者ハンドブック

ID 743810
日付 10/31/2022
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ドキュメント目次

4.6.1.3. デフォルトのメモリーマップの指定

bsp-linker-utils.tcl script は、既定のリンカー・スクリプト・メモリー領域を追加し、既定のリンカースクリプト セクションを既定の領域にマップする手順を提供します。

bsp-linker-utils.tcl スクリプトは add_memory_regionadd_section_mapping BSP Tcl コマンドを使用します。

スクリプトは次の機能を実行します。
  • 最大の揮発性メモリー領域をデフォルトのメモリー領域として選択します。揮発性メモリー領域がない場合、 bsp-linker-utils.tclは最大の不揮発性メモリー領域を選択します。
  • .text.rodata.rwdata.bss.heap、および.stack セクションのマッピングをこのデフォルトのメモリー領域に割り当てます。

    hal.linker.exception_stack_memory_region BSP 設定をデフォルトのメモリー領域に設定します。 この設定は、個別の例外スタック オプションが有効になっている場合に使用できます (この設定はデフォルトで無効になっている)。