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インテルのみ表示可能 — GUID: hme1641871514042
Ixiasoft
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4.6. BSP デフォルトの指定
BSP Editorは、一連の Tcl スクリプトを使用して BSP のデフォルトを設定します。これらのスクリプトは、デフォルトの BSP 設定を指定します。スクリプトは次のディレクトリーにあります。
<Intel Quartus Prime software installation directory>/niosv/scripts/bsp-defaults
スクリプト | レベル | 概要 |
---|---|---|
bsp-set-defaults.tcl | トップレベル | システム依存の設定をデフォルト値に設定します。 |
bsp-stdio-utils.tcl | ヘルパー | stdio デバイス設定を指定します。 |
bsp-timer-utils.tcl | ヘルパー | システム・タイマー・デバイスの設定を指定します。 |
bsp-linker-utils.tcl | ヘルパー | リンカースクリプトのメモリー領域とセクション・マッピングを指定します。 |
bsp-bootloader-utils.tcl | ヘルパー | ブートローダー関連の設定を指定します。 |
bsp-exception-utils.tcl | ヘルパー | 命令関連の例外設定を指定します。 |
BSP Editorは、デフォルトの Tcl スクリプトを使用して、システム依存の設定のデフォルト値を指定します。システム依存設定は、qsys ファイルのシステム情報を参照する BSP 設定です。
BSP Editorは、ユーザー指定の Tcl スクリプトより前に、デフォルトの Tcl スクリプトを実行します。その結果、ユーザー入力は、デフォルトの Tcl スクリプトによって行われた設定を上書きします。コマンド・ライン・オプション (--script) をデフォルトの Tcl スクリプトに渡して、その選択をオーバーライドできます。
デフォルトの Tcl スクリプトは、スレーブ・ディスクリプターを使用してデバイスを割り当てます。