Nios® Vプロセッサー・ソフトウェア開発者ハンドブック

ID 743810
日付 10/31/2022
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ドキュメント目次

2.2.1.2. niosv-app

使用方法

niosv-app [OPTIONS]

詳細

niosv-appユーティリティーは、アプリケーション・プロジェクトの作成に使用されます。手動で実行して、アプリケーションの実行可能およびリンク・フォーマット・ファイル (.elf) を構築する必要があります。

表 6.  ユースケース
ユースケース
指定したBSPにリンクするアプリケーション・プロジェクトを作成します。 niosv-app -a=<application directory> -b=<bsp directory> -s=<source files directory> [OPTIONS]
ユーザーライブラリを作成します。 niosv-app -l=<library directory>

-s=<source files directory>

-p=<public includes directory> [OPTIONS]

表 7.  基本オプション
オプション 概要
-a, --app-dir=<application directory> アプリケーション・ディレクトリー。
-l, --lib-dir=<library directory> ライブラリー・ディレクトリー。
-b, --bsp-dir=<bsp directory> BSP ディレクトリー。
-L, --link-lib=<linked library directory> アプリケーションまたはライブラリーを指定されたライブラリー・ディレクトリーにリンクします。複数回指定できます。
-e, --elf-name=<.elf output file name> .elf出力ファイルの名前。 省略した場合、デフォルトの.elf名は<application directory>.elfです。
-s, --srcs=<source files directory> ソースのカンマ区切りリスト。ファイルまたはディレクトリーを指定できます。ディレクトリーには、直接の子孫のソースファイルが含まれています。指定されたソースはコピーされません。それらは CMakeList.txt に相対パスで表示されます。
-i, --incs=<includes directory> インクルード・ディレクトリーのカンマ区切りリスト。
-p, --public-incs=<public includes directory> パブリック・インクルード・ディレクトリーのカンマ区切りリスト。これは、ライブラリーがパブリック インクルードを公開するためのものです ( #includeの関係のため)。