Nios® Vプロセッサー・ソフトウェア開発者ハンドブック

ID 743810
日付 10/31/2022
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ドキュメント目次

12.1.1.47. alt_load_section()

プロトタイプ

void alt_load_section(alt_u32* from,

alt_u32* to,

alt_u32&ends;5

一般的な呼び出し元

C/C++ プログラム

スレッドセーフ

いいえ

ISRから利用可能

いいえ

インクルード

sys/alt_load.h

説明

run-from-flash モードで動作している場合、セクション .exceptions、.rodata、および .rwdataはブート時にブートデバイスから RAM に自動的にロードされます。ただし、読み込みが必要な追加のセクションがある場合、 alt_load_section() 関数は、これらのセクションが使用される前にそれらを手動でロードします。

インテルでは、マクロALT_LOAD_SECTION_BY_NAMEの下、alt_dcache_flush_all()およびalt_icache_flush_all()の前に呼び出すことをお勧めします。

入力引数fromは、セクションのブートデバイスの開始アドレスです。toはセクションの RAM 内の開始アドレス、endはセクションの RAM 内の終了アドレスです。

デフォルトのリンカー スクリプトによって提供される追加メモリーセクションの 1 つをロードするには、 alt_load_section()を直接呼び出すのではなく、マクロ ALT_LOAD_SECTION_BY_NAMEを使用します。たとえば、セクション .onchip_ramをロードするには、次のコードを使用します。

ALT_LOAD_SECTION_BY_NAME(onchip_ram);

先頭の「.」セクション名で省略されています。このマクロはsys/alt_load.hヘッダーで定義されています。

戻り値

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