Nios® Vプロセッサー・ソフトウェア開発者ハンドブック

ID 743810
日付 10/31/2022
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ドキュメント目次

12.1.1.13. alt_alarm_start()

プロトタイプ

int alt_alarm_start

( alt_alarm* alarm,

alt_u32 nticks,

alt_u32 (*callback) (void* context),

void* context)

一般的な呼び出し元

C/C++ プログラム

デバイスドライバー

スレッドセーフ

はい

ISRから利用可能

はい

インクルード

<sys/alt_alarm.h>

説明

alt_alarm_start() 関数は、アラーム・ コールバックをスケジュールします。

HAL は、callback() 関数を呼び出す前に、nticksシステム クロック ティックだけ待機します。AL がcallback()を呼び出すと、入力引数contextが渡されます。 HAL はcontextパラメーターを使用しません。 それをパラメータとしてcallback()関数に渡すだけです。

alarm 引数は、このアラームを表す構造体へのポインタです。作成する必要があり、少なくともアラームの寿命と同じ長さの寿命が必要です。ただし、alarmが指す構造体の内容を初期化する責任はありません。 このアクションは、alt_alarm_start()の呼び出しによって実行されます。

alt_alarm_start()への呼び出しごとに 1 つのアラームが作成されます。複数のアラームを同時に実行できます。

戻り値

aalt_alarm_start()の戻り値は、成功した場合は 0、それ以外の場合は負です。 利用可能なシステムクロックがない場合、この関数は失敗します。