1. Nios® Vエンベデッド・プロセッサーについて
2. Quartus® Prime開発ソフトウェアおよびプラットフォーム・デザイナーでの Nios® Vプロセッサー・ハードウェア・システム・デザイン
3. Nios® Vプロセッサーのソフトウェア・システム・デザイン
4. Nios® Vプロセッサーのコンフィグレーションとブート・ソリューション
5. Nios® Vプロセッサー: MicroC/TCP-IPスタックの使用
6. Nios® Vプロセッサーのデバッグ、検証、およびシミュレーション
7. Nios® Vプロセッサー: リモート・システム・アップデート
8. Nios® Vプロセッサー: カスタム命令の使用
9. Nios® Vエンベデッド・プロセッサー・デザイン・ハンドブックのアーカイブ
10. Nios® Vエンベデッド・プロセッサー・デザイン・ハンドブックの改訂履歴
6.2.3. Signal Tapロジック・アナライザー
Signal Tapロジック・アナライザーは、 Quartus® Prime開発ソフトウェアから利用可能です。Signal Tapロジック・アナライザーでは、インテルFPGAデザインのリアルタイムの信号動作をキャプチャーして表示します。Signal Tapロジック・アナライザーを使用して、通常のデバイス動作時に内部信号の動作をプローブおよびデバッグします。追加のI/Oピンや外部のラボ装置は必要ありません。
Signal Tap ロジック・アナライザーは Nios® Vプロセッサーのデバッグを補助するもので、ソフトウェア関連の問題 (割り込みサービスルーチンで割り込み信号が適切にクリアされない場合など) を検出します。
Signal Tapロジック・アナライザーを使用すると、ユーザーは、 Nios® Vプロセッサー・コアが実行する命令トレースデータをトリガーしてキャプチャーすることができます。命令トレースのトリガーを指定してプロセッサーが特定のアドレス、特定の命令ワードに達した際にSignal Tapロジック・アナライザーをトリガーする、もしくは独自のSignal Tapトリガー条件を指定することができます。