1. Nios® Vエンベデッド・プロセッサーについて
2. Quartus® Prime開発ソフトウェアおよびプラットフォーム・デザイナーでの Nios® Vプロセッサー・ハードウェア・システム・デザイン
3. Nios® Vプロセッサーのソフトウェア・システム・デザイン
4. Nios® Vプロセッサーのコンフィグレーションとブート・ソリューション
5. Nios® Vプロセッサー: MicroC/TCP-IPスタックの使用
6. Nios® Vプロセッサーのデバッグ、検証、およびシミュレーション
7. Nios® Vプロセッサー: リモート・システム・アップデート
8. Nios® Vプロセッサー: カスタム命令の使用
9. Nios® Vエンベデッド・プロセッサー・デザイン・ハンドブックのアーカイブ
10. Nios® Vエンベデッド・プロセッサー・デザイン・ハンドブックの改訂履歴
5.6.2. MicroC/TCP-IP Simple Socket Serverの操作
µC/TCP-IP Simple Socket Serverのアプリケーション・メッセージを表示するため、デザイン例ではJTAG UART Intel FPGA IPを使用しています。次のコマンドを使用して、メッセージの表示を開始することができます。
juart-terminal
JTAG UARTターミナルは、ブート・メッセージ・ログを表示し、それに続いてµC/TCP-IP Simple Socket Serverデザイン例のµC/TCP-IPセットアップ・ログを表示します。
µC/TCP-IPセットアップ・ログ内で、システムが現在のIPアドレス (main.c ソースコードでコンフィグレーションされている) を採用していることを示すメッセージを見つけます。DHCPが有効になっている場合、DHCPサーバーが提供するIPアドレスで表示されるメッセージには、イーサネット・インターフェイスのDHCPクライアントがDHCP IPアドレスを取得していることが示されます。
μC/TCP-IPスタックの接続準備が整うと、「[sss_task] Simple Socket Server listening on port <port number>」というメッセージが表示されます。
µC/TCP-IP Stackの準備ができたら、Telnetセッションを開始してスタックとの通信を行うことができます。Telnetセッションを開始するには、次の手順に従います。
- オペレーティング・システムからコマンドシェルまたはターミナルを開きます。
注: Windowsでは、Startメニューの Run を使用することも可能です。
- 静的IPアドレスまたはDHCPサーバーが提供するIPアドレスを指定して、次のコマンドを入力します。
telnet <IP Address> <Port>
開発ボードへの接続が成功すると、使用可能なコマンドのメニューがコマンドウィンドウに表示されます。
インテルFPGAデバイスへのTelnetセッションの図では、Nios V Simple Socket Server Menuおよび、次のコマンド入力を示しています。
- 0 to 3: ボードのLED D0からD3をトグル
- S: ボードのLEDライト点灯
- Q: セッションの終了
コマンドプロンプトでコマンドを入力すると、イーサネットはTelnet接続を介して、ソケットでコマンドを待機しているタスクにそのコマンドを送信します。タスクは、LEDを操作する別のタスクに命令を送信することで、コマンドに応答します。
次の例では、Simple Socket ServerにコンフィグレーションされているIPアドレスは、ポート80の192.168.1.45です。
図 98. インテルFPGAデバイスからのメッセージの表示
図 99. インテルFPGAデバイスへのTelnetセッション