FタイルのアーキテクチャーとPMAおよびFEC Direct PHY IPのユーザーガイド

ID 683872
日付 12/15/2021
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ドキュメント目次

3.3.3. RXデータパスのオプション

図 61. パラメーター・エディターにおけるRXデータパスのオプション
表 31.  RX FGT PMAのパラメーター
パラメーター 説明
Enable Gray coding On/Off グレイ・コーディングを有効にします。PAM4エンコーディングにのみ適用されます。オフの場合、リンク相手は、0xB4に設定されているグレイコードを送信する必要があります。オンの場合は、リンク相手は、0x6Cに設定されているグレイコードを送信する必要があります。通常の動作、または内部/外部のループバック・モードの場合は、このパラメーターをオフにする必要があります。デフォルト値はOffです。
Enable precoding On/Off プリコーディングを有効にします。PAM4エンコーディングにのみ適用されます。デフォルト値はOffです。
PRBS generator mode 23 disablePRBS7PRBS9PRBS10PRBS13PRBS15PRBS23PRBS28PRBS31QPRBS13PRBS13QPRBS31QSSPRSSPR1SSPRQ PRBS多項式の選択により、ハードPRBSジェネレーターを有効にします。デフォルト値はdisableです。
Enable SATA squelch detection On/Off SATAのスケルチ検出を有効にします。デフォルト値はOffです。
Enable fgt_rx_signal_detect port On/Off fgt_rx_signal_detectポートを有効にします。デフォルト値はOffです。
Enable fgt_rx_signal_detect_lfps port On/Off fgt_rx_signal_detect_lfpsポートを有効にします。デフォルト値はOffです。
Enable rx_cdr_divclk_link0 port On/Off RX PMAからリファレンス・クロック・ピンへのRX CDRクロック出力を表すリンクポートを有効にします。このポートからF-Tile Reference and System PLL Clocks Intel® FPGA IPへの接続は、フィッターで物理ピンを決定する際のガイドとなります。このピン自体は、シミュレーションでのクロック動作の観察に使用しないでください。F-Tile Reference and System PLL Clocks Intel® FPGA IPの関連付けられている出力ポートで実際のクロック動作を観察します。物理ポートは通常、CPRIに使用されます。RX CDRクロック出力としてのコンフィグレーションには、物理ポートを物理リファレンス・クロック・ピンの8または9に接続します。この設定は、FGT PMAにのみ適用されます。デフォルト値はOffです。
Selected rx_cdr_divclk_link0 source 0からN-1 (N = PMAレーン数) fgt_rx_cdr_divclk_link0に供給を行うRX FGT PMAレーンを決定します。このパラメーターで使用されるFGT PMAインデックスは論理であることに注意してください。選択しているPMAレーンは、FGT Quad 3 (リファレンス・クロック9を使用) またはFGT Quad 2 (リファレンス・クロック8を使用) に物理的にマッピングする必要があります。Enable rx_cdr_divclk_link0 portがオフの場合は、このパラメーターは無視されます。デフォルト値はOffです。
Enable rx_cdr_divclk_link1 port On/Off RX PMAからリファレンス・クロック・ピンへのRX CDRクロック出力を表すリンクポートを有効にします。このポートからF-Tile Reference and System PLL Clocks Intel® FPGA IPへの接続は、フィッターで物理ピンを決定する際のガイドとなります。このピン自体は、シミュレーションでのクロック動作の観察に使用しないでください。F-Tile Reference and System PLL Clocks Intel® FPGA IPの関連付けられている出力ポートで実際のクロック動作を観察します。物理ポートは通常、CPRIに使用されます。RX CDRクロック出力としてのコンフィグレーションには、物理ポートを物理リファレンス・クロック・ピンの8または9に接続します。この設定は、FGT PMAにのみ適用されます。デフォルト値はOffです。
Selected rx_cdr_divclk_link1 source 0からN-1 (N = PMAレーン数) fgt_rx_cdr_divclk_link1に供給を行うRX FGT PMAレーンを決定します。このパラメーターで使用されるFGT PMAインデックスは論理であることに注意してください。選択しているPMAレーンは、FGT Quad 3 (リファレンス・クロック9を使用) またはFGT Quad 2 (リファレンス・クロック8を使用) に物理的にマッピングする必要があります。Enable rx_cdr_divclk_link1 portがオフの場合は、このパラメーターは無視されます。デフォルト値はOffです。
Enable fgt_rx_set_locktoref port On/Off この信号をアサートすると、CDRがリファレンスへのロックモードで保たれます。この信号をデアサートすると、CDRは自動モードで維持されます。モードを切り替える場合は、リセットをアサートします。手動のリファレンス・クロック・モードでは、ソフトCSRへの適切な書き込みにより、リセット・コントローラーを切り替えてlocktodataモードを無視します。デフォルト値はOffです。
Enable fgt_rx_cdr_freeze port On/Off

このポートにより、非アクティブなタイムスロット時にGPONでCDRロック状態をフリーズします。デフォルト値はOffです。

RX FGT CDR Settings
Output Frequency 12890.625MHz IPのコンフィグレーションから導出される編集不可能なRX FGT CDR出力周波数の初期値を指定します。
VCO frequency 12890.625MHz IPのコンフィグレーションから導出される編集不可能なRX FGT CDR VCO出力周波数の初期値を指定します。
RX FGT CDR reference clock frequency 25.781250から250.000000 CDRのリファレンス・クロック周波数 (Mhz) を選択します。デフォルト値は156.25です。
RX User Clock Setting
Enable RX user clock On/Off RX CDR出力周波数の分周器の値。クロックを使用しない場合は、クロックを無効にして消費電力を低減することができます。このクロックソースは、コア・インターフェイスでRXのUser Clock1User Clock 2の両方を駆動します。デフォルト値はOffです。
RX user clock div by 12から139.5 RX CDRのFvcoからRXユーザークロックへの分周係数。値は、0.5のインクリメントで12から139.5までの範囲が可能です。デフォルト値は100です。
図 62. パラメーター・エディターにおけるRX FHT PMAのパラメーター
表 32.  RX FHT PMAのパラメーター
パラメーター 説明
Enable FHT RX PAM4 Level Alternative Coding On/Off RX PAM4レベル代替コーディングには、このパラメーターを有効にします。無効にすると、リンク相手は、0xB4に設定されているグレイコードを送信する必要があります。有効にすると、リンク相手は、0x6Cに設定されているグレイコードを送信する必要があります。通常の動作、もしくは内部または外部のループバック・モードの場合は、このパラメーターを無効にする必要があります。デフォルト値はOffです。
Enable FHT RX P&N Invert Disabled/Enabled このパラメーターを有効にして、RXのPおよびN入力を反転します。デフォルトはDisabledです。
Enable FHT RX data profile Disabled/Enabled FHT RXデータのプロファイルを有効にして、1M RXデータビットの1の数のしきい値を設定します。これにより、RXデータの品質を決定します。受信した1の数が指定されている最小および最大のしきい値内にない場合、RX不良ステータスが示されます。データに基づきしきい値の最小値と最大値を決定し、それをFHT RX data 1 count maximumおよびFHT RX data 1 count minimumパラメーターで指定します。これらのパラメーターについては下行で説明されています。デフォルトはDisabledです。
注: このパラメーターは、Enabledにする必要があります。
FHT Rx data 1 count maximum 550000 1M RXデータビットの1の数の上限しきい値を選択します。デフォルトは550000です。推奨値は550000です。Enable FHT RX data profileパラメーターとともに使用する必要があります。
FHT Rx data 1 count minimum 450000 1M RXデータビットの1の数の下限しきい値を選択します。デフォルトは450000です。推奨値は450000です。Enable FHT RX data profileパラメーターとともに使用する必要があります。
FHT RX user clk div33_34 select

RX_DIV_33

RX_DIV_34

RX_DIV_66

RX_DIV_68

4つのDIVクロック出力の1つをRXユーザークロックに選択します。クロック を参照してください。デフォルトはRX_DIV_66です。
Enable FHT RX pre-encoder On/Off FHT TXプリエンコーダーを有効にします。デフォルト値はオフです。この設定は、リンク相手のRXプリエンコーダーの設定と一致している必要があります。
Enable FHT RX user clk1 On/Off FHT RXのユーザーclk1を有効にします。デフォルトはOffです。
FHT RX user clk1 select

DIV3334

DIV40

FHT RXユーザーclk1の選択です。オフにすると、div3334 (user div33_34にリストされる4つのDIVクロックの1つ) が選択されます。オンでは、DIV40クロックが選択されます。クロック を参照してください。デフォルトはdiv3334です。
Enable FHT RX user clk2 On/Off FHT RXのユーザーclk2を有効にします。デフォルトはOffです。
FHT RX user clk2 select

DIV3334

DIV40

FHT RXユーザーclk2の選択です。オフにすると、div3334 (user div33_34にリストされる4つのDIVクロックの1つ) が選択されます。オンでは、DIV40クロックが選択されます。クロック を参照してください。デフォルトはdiv3334です。
23

PRBS31QPRBS13PRBS13QPRBS31QSSPRSSPR1SSPRQ PRBS generator modeの設定は、パラメーター・エディターに表示されますが、現在、IPのGUIではサポートされていません。サポートされていないPRBS generator modeの設定は選択しないでください。これらの設定は、レジスターを使用して指定します。