FタイルのアーキテクチャーとPMAおよびFEC Direct PHY IPのユーザーガイド

ID 683872
日付 12/15/2021
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ドキュメント目次

2.4.1.3. FGT一次PLLのコンフィグレーション

一次PLLのコンフィグレーションとは、1つのレーンのTX PLLがフラクショナル・モードで、ローカルCDR、およびクアッド内の他のレーン (整数モードのコンフィグレーション) のTX PLLおよびRX CDRブロックのリファレンス・クロック・ソースとして機能している場合です。一次PLLには、2つの異なるコンフィグレーション (クアッドとペア) があります。次に示されている3つのコンフィグレーションは、一次PLLのコンフィグレーションでサポートされる唯一のレーンの組み合わせです。

クアッドのコンフィグレーションでは、FGT3が常に一次になります。例えば、Quad3では、FGT3_Quad3が一次になり、FGT3_Quad3 TX PLL出力は、FGT3_Quad3 RX、FGT2_Quad3FGT1_Quad3FGT0_Quad3のTX PLLおよびRX CDRのリファレンス・クロックになります。

2つのPMAのみを組み合わせているペアのコンフィグレーションでは、FGT3またはFGT1が一次になります。例えば、FGT3_Quad3FGT2_Quad3を使用している場合は、FGT3_Quad3が一次になり、FGT3_Quad3 TX PLL出力は、FGT3_Quad3 RX、FGT2_Quad3のTX PLLおよびRX CDRのリファレンス・クロックになります。FGT1_Quad3FGT0_Quad3を使用している場合は、FGT1_Quad3が一次になります。

図 48. FGT一次PLLのコンフィグレーション